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文系OLから建築士に転身した「りんちゅん」と その相棒コザクラインコの「ちょび」が 鳥、建築、音楽など、あらゆる生活のシーンを 独自の視点でコメントしています
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2024/05/03 (Fri)
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2006/09/19 (Tue)
りんりんが亡くなってから1ヶ月。
最初はしょんぼりしていたちょびも、カゴの外に出て遊ぶようになり、
人(飼い主)と触れ合う時間もぐっと増えました。

もともと人懐っこいところのあったちょびですが、りんりんと同居するように
なってやっぱり鳥同士の方が楽しいらしく、すっかり手乗りとは言い切れない
ようになっていました。
りんりんに感化されて、手を見れば攻撃してくるようになってたし。

でも最近は手を見れば、躊躇しながらも「乗ってみよっかな…」と
おそるおそる片足ずつ乗るようになり、
カゴの外にいる時は、基本的に私の肩に止まっているようになりました。

ちょうど換羽(とや)期になり、羽がたくさん抜けて、新しい羽が薄い鞘のような
ものに包まれてザクザク生えてきました。
ちょびとしては、そのザクザクがムズムズするというかイライラするらしく、
誰かに毛づくろいして欲しいらしい。
チャンス!とばかりに指でカキカキしてやろうとすると、最初は
「何で指が寄って来んのよっ!」と怒り炸裂、猛攻撃してきましたが、
何度かカリカリっと掻かれてみると、「あら、いいじゃん。」となったらしく、
頭や首など自分から痒いところを出して「かいて。」となりました。
ほっぺには耳の穴が隠れているのですが、その付近を掻くと、反射的に
フワーッとあくびが出てしまいます。

こんな風に鳥をなでるのは何年ぶり、いや何十年ぶりでしょう(泣)

でも、ちょっと失敗すると
「痛っ!」
とばかりに怒って振り向きざまに指を噛まれ、
「ごめん、下手で。」と謝る次第です。
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2006/08/08 (Tue)

8月5日(土曜日)の朝、りんりんの様子がおかしいのに気付いたのは、
私より早く起きた夫でした。
口を半分開いたまま、肩で息をしており、目が半開きの状態。
とても苦しそうです。


私は瞬時に
「これはダメかも。一刻も早く病院で100%酸素のインキュベーションに入れなきゃ。」
と悟りました。

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りんりんはこの1年、徐々に下腹が膨らんできて重そうにしていました。
何度かバリウムを飲んでレントゲン検査を受けましたが、
卵管が腫れているとのことで、外科的手術を行うことも出来ず、
様子を見るしかありませんでした。
お腹の腫瘍のせいで、排泄がスムーズに行かず、糞をためこんでは
一気に出さざるを得ないので、糞をするたびに大変力まなくてはならず、
とても辛そうでした。

今回、しんどそうなのも、きっと糞をするのに力めなくなり、
秘状態でしんどくなってしまったのでは?と思いました。
かかりつけの鳥に詳しい獣医さんへ車で行きました。
でもその途中、車の中で、りんりんは血便をしました。
これはちょっと…。

病院では、とにかく対処療法的な治療しかできないとのこと。
今は病院に来たりして興奮していることもあるし、とにかく100%酸素の
保育器に入って点滴や注射で落ち着かせて、それからレントゲンを
撮ったりして原因を突き止めていかなければ手荒なことは出来ないでしょう。
また、年が年なので、この症状では耐えられず落鳥する恐れもありますが
どうしますか?とのこと。

根本的な治療にならなくても、できる限りの治療をしてやってください。

12年近く、りんりんと暮らしてきて、何度と無く調子が悪くなって
病院に担ぎ込んだことはありますが、今回の様子を見て、とても危険な状態で
あることは分かります。
死んでしまうことも覚悟のうえで、せいいっぱいの治療をお願いします。

これは、死んでしまいそうなペットに、それならもう高いお金を出して
治療するのはやめておこうと考える飼い主もいることを知っていての
発言ではありますが、そんなこと関係なく、とにかく、りんりんを何とか
助けてやりたい一心の発言です。

キャリングケースから小さなプラケースに移されたりんりんの足元には、
いつも食べている餌が撒かれ、小さな容器に水をいれてもらいました。
息は荒くて苦しそうなものの、りんりんは一応、餌を確かめに行き、
水をごくごく飲んだのです。
もしかして、回復するかも、と思いました。
りんりんは前にも、卵詰まりで入院した時、翌朝には立派な卵を産み、
獣医さんから朝イチでかかってきた電話では
「りんりんさん、快食快便です。」
という、ちょっと情けないお褒めの言葉までいただいたことがありますから。

こうして、半日獣医さんにあずけることにして、一旦家に帰りました。
獣医さんから電話があったのは、6時間後のことです。
「残念ながら、亡くなりました。」

あれからも呼吸は荒く、点滴や注射はできたものの、レントゲンなど撮って
検査をする前に、もう一度血便をし、いきむような感じでばったり倒れたまま、
息を引き取ったそうです。

私はとても冷静に電話で対応しましたが、電話を切ってしばらく放心したあと、
号泣しました。

迎えに行くと、りんりんは小さな箱の中にフリージアのお花と一緒に
横たわっていました。
口を少しあけて苦しそうな表情をしたままです。
嗚咽をこらえるのが精一杯で、涙はぽたぽたと流れて止まりませんでした。

高層マンションに住む私には、りんりんのお墓を作る場所がありません。
あと半年後には広い庭の一戸建てに移る計画もあるのに。
一緒に引っ越して、永住の地で一緒に暮らしたかった。

夫が、一時的に植木鉢に埋葬して、引っ越したら庭に埋めてやろうと言ってくれました。
思いがけない申し出に、とてもありがたく、りんりんを残して引っ越さなくてもいいという
安心感で涙が止まりませんでした。

数日が経ち、日々の生活や仕事で泣いてばかりはいられない状況です。
でも、ふとした瞬間にりんりんを思い出し、大きな喪失感に見舞われて途方にくれて
涙がにじみ出てきます。

りんりんは飼い鳥としては決して不幸ではなかったと、やや自信をもっていえます。
本人ではないので断言はできないけど。

この12年近く、とても辛い時期が多かったけど、
いつもりんりんと一緒に過ごしました。

独り暮らしで阪神大震災を体験し、何とも言えない孤独を味わって
いたとき、りんりんに会いました。
震災前からペットショップにいたそうですが、他の雛達が買われていく中、
ひとり売れ残り、すっかり成鳥に近い状態になって、小さなカゴで一番下に
重ねられていました。
子供達がカゴをたたいたりするらしく、最初は人の手から餌をもらって
慣れていたのに、だんだん手が嫌いになり、人は恐れないけども手を出すと
怒って噛み付くようなひねくれインコになっていました。

そんなりんりんと暮らし始め、なかなか結婚できない焦り、年ばかりとって
邪魔者扱いされるお局OLになりたくない焦り、友達が色んな業界で活躍したり
幸せな結婚をしていくなか、自分ひとりが不発弾のようなくすぶった思いで
つまらない毎日を送っている焦り。
とうとう精神的にやられてしまい、会社を休職して精神科に通う日々には、
もう命を絶ってしまいたい衝動にも駆られましたが、私がいなくなったら
りんりんは誰が世話をしてかわいがってくれるんだろう、と思うと、
そんな勇気(?)もなくなったのです。

今までの人生で一番辛かったこの10年。
でも結婚や一流企業のOLといった肩書きにしばられることから
自分を解放したとき、自分には仕事をする能力があるんだと信じたとき、
34歳にして再出発をすることができ、建築士としてがむしゃらに頑張り、
資格も取り、やっと業界にしがみついて生きていけるようになりました。
そしてオマケみたいにこの春には結婚もできました。

りんりんはそんな辛い時期を支えてくれるように過ごし、
そして新しいパートナーとの出発を見届けるように、今、逝ってしまいました。

一時は死にたいと思っていた割には、子供の頃から死ぬことが怖くて
仕方なかったのに、
今まで一生懸命色んな本を読んできた中で、やっと「ちょっと信じられるかも」と
思えたスピリチュアルな本を真に受けるとすれば、

私が死んだら、きっとりんりんに会えるとのこと。

りんりんとは前世でも来世でも、また人生で関わりがあるとのこと。

そんなことが真実であるかどうかは別として、そう思ってみてもいいかも知れないと
思いました。
そう思った方が前向きに、またりんりんに感謝していけると思いました。

小さな頑固者のひねくれたコザクラインコでしたが、かけがえのない
かわいい私の親友、
最後まで気丈な立派なコザクラインコでした。

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りんりん、色々とどうもありがとう。
できれば待っていてください。また一緒に暮らしましょう。
またね。りんりん。
2006/07/12 (Wed)
鳥カゴの床に土を敷いてみました。

220b7f62.jpg








普段は「フン切り網」という餅アミみたいなものの下に両面使い古した
コピー用紙を敷いてフンを受けているのですが、この季節、お腹の調子が
悪くてりんりんが水っぽいフンをすると、すぐに紙が水分でふにゃふにゃに
なっちゃうし、うっかり取替えるのを忘れると、ぷーんと臭ってしまう。

「小動物・小鳥用」と書いた土を買ってみました。
なんでも微生物で(?)フンが分解されるし臭いもないらしい。
もちろん食べても体に悪くない。

うちのコザクラ達は、よく観葉植物の植木鉢の土をついばんでおり、
別に悪くはないんだけど、科学肥料がしみ込んでたらどうなんだろう、
とちょっと心配だったんです。
この土なら体にも悪くないみたい。
年のせいか、止まり木に止まっているより床にいるほうが楽そうなりんりんは
床に敷き詰められた土を見て、「なんじゃこりゃーーー!?」とばかりに
オロオロしていました。
床に降りてみたいけど、ちょっと怖いし、どーしよーって感じで、
壁にしがみついて様子を伺っていたのですが、ついに着地。
「結構いいじゃん?」とばかりに歩き回り、時にクチバシでかき回しています。
確かに臭いもないし、鳥の好きな「焼き砂」なんかを一部にのせても
喜んで食べてます。
水分を奪われて乾いているフンの部分だけをすくって土を入れ替えれば
OKだからお掃除もカンタン。
りんりんに引き続き「結構いいじゃん?」と喜んでいたのですが…
時々「ばばばばばーーーーっ!!」と空羽ばたきなんかされると、土が舞い上がって
カゴの外にも土が散乱するのです。
おかげで鳥カゴの周りがジャリジャリに。
フローリングの目地にも詰まる。
結局毎日、掃除機をかけたり卓上ブラシ(ほうき?)でかき集める日々。
余計面倒。
ちょびはあまり興味ないし、どちらかと言えば「土キライ…」って感じで
寄りつきません。

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<かじられてボロボロになった2
Fすのこと1F土の床
りんりんは1階、ちょびは2階暮らし>


もうちょっと粒子の大きな飛び散らない土が欲しいなー。
ネコのトイレ砂で紙から出来てるようなやつ。
探してみよう。


2006/07/07 (Fri)
蒸し暑い。
お風呂上りがたまらない。
せっかくお風呂に入ったのに、滝のような汗をかいてしまう。

でも敢えてここでエアコンをつけずに首にタオルを巻いてパソコンに
向かい、ブログを書いてみる…あせもが出きるだけか。

インコは何かしら噛むのが好きです。
大型のインコなら、木の枝なんかをガリガリかじって粉々にしたり
(うちのコザクラは以前、賃貸マンションの柱をかじってえらいことしてくれました。)
小型インコなら紙をパリパリかじったりするのが大好きです。

特に、コザクラインコのメスは、紙を細長く切り取るようにかじり、腰の羽に
キュキュッと挟んで巣に持ち帰る習性があります。
巣を作っているんですね。(野生では木の枝とか草なんかを運んでると思いますが。)


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<呼んだ?>






うちのコザクラ達も、紙を噛むのが大好きです。
カゴから出すと、真っ先に何か噛む紙がないかと探します。
りんりんなんか新聞のチラシやコピー用紙なんかが、カサカサと音を立てるだけで、
「紙だっ!!」って感じでそわそわしちゃう。

この紙を噛む行為は発情→産卵を促してしまうらしく、
こぞって必死に紙を噛んでカゴに運びはじめると
(カゴに向かって飛んでる間に、9割がた落ちてしまってるけど)
そのうち、ぽこっと卵を産んだりします。
だから、実はあまり噛ませたくないけど、あまりに楽しそうなので
時々は許してしまいます。

りんりんは割とノーマルに紙を噛んで腰に挟むのですが

fb4ec0ed.jpg



(長~くちぎるのが得意)




ちょびはなぜか、紙を三角に折って、二重にしてから噛みます。
その方が「噛みごたえ」があるらしい。

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クチバシで紙の端を持ったら、てててっと後退して床に着け、すかさず脚て押えこむ。
丸く輪になった部分を端からパスパス言わせながら噛む。

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ものすごく楽しそうです。
でも、ちょびはりんりんよりキャリアも少なく、どっちかというと多分下手っぴなので、
ちぎった紙を腰羽に挟む段階で落としてしまい、ちゃんとカゴまで持って帰れたことは
ほぼありません。

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りんりんは腰に挟むのがうまい。

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先日産んでいたちょびの卵が6つほどそろったので、かわいそうだけど撤去してしまい、
その後2日間くらいは「なんか生きがいなくしちゃったみたい…」と言わんばかりに
ぼーっとしていましたが(卵をずっと温めていたので、ちょっとやつれて体重も減った)
やっと元気を取り戻し、今は人の肩や頭に乗るのが楽しくて仕方ありません。
今は紙を噛むことにもあまり興味がないようです。

30f78b34.jpg
<写真を撮ろうとすると、
レンズに向かって突進してくるちょび>





また紙を噛みはじめたら…卵詰まりにならないか、とか、りんりんが父親気分になって
荒れないかとか、心配事がはじまるんだろうな。
もうしばらくこのままでいてほしいと、切に願っています。

2006/06/27 (Tue)
またサボってしまいました。

一人の大切な読者と自分のために書いているブログですが、
さすがにこのペースはマズい。
これ以上、忙しいという言い訳もしたくない…。

さて、コザクラ達のおはなし。

前回2度目に行った「神戸花鳥園」で、コザクラ達へのおみやげ
として買ってきた「Happy Hut」。
なんじゃそりゃ?とお思いでしょう
この画像でカゴの奥に移っている緑のボワボワの物体がそれです。

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Happy Hutに入るちょびの後姿と
カメラに寄ってきたりんりん





三角形のトンネル状に縫製された、小鳥のベッドのようなもの。
以前、キルティングの布製の三角トンネルを買ってきたら、
鳥達が大変喜んでこぞって入ってくれたので、こちらも
嬉しくなったのですが、
案の定、1週間で噛んで噛んで布に穴があきボロボロに。
横からも出入りできようになってしまいました。
おまけに、キルティングだから生地を傷めると糸が出てきて
鳥達が脚や首をひっかけてしまって危ないのです。

今回買ってきたのは…こういう生地、何て言うんだっけ?
ムートンじゃないしモヘアじゃないし…、とにかく噛んでも破れそうにないし
糸が出て危険でもなさそうなんで、夏に向かうにも係わらず、この暑苦しい
ぬいぐるみのようなトンネルを買ってきました。

最初、顔を突っ込んでのぞいているだけで入ってくれなかったのですが、
3日目位で好奇心旺盛なちょびが最初に突入。
すっかり陣取ってしまい、おまけに卵を生んでしまいました。
うーん、望まない結果に。

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この暑い中、この暑苦しいトンネルの中で、
ちょびは孵らない卵をずーっと温めてます。
トンネル状になっているため、コザクラが出入り
するときに卵を蹴ってしまうと簡単に外に卵が落ちてしまいます。
で、全部落しちゃってトンネルの中に卵がなくなっても、
じーっと温めている気持ちでうずくまります。

小鳥は、ある程度(4~5個)数がそろうまで卵を産むので、
うかつに卵を取り除いてしまうと延々産み続けることになってしまいます。
仕方なく、飼い主は長い菜箸でカゴの外から卵をつついて転がし、
トンネルの中へ戻してやります。
そうすると「あ、卵だ…」って感じでクチバシでお腹に引き寄せて、
また卵を温めはじめます。

そんなとき、りんりんはどうしているかというと、
ちょびが卵を温めているのを外で守ってます。
父親のような気分なんでしょうか(メスだけど)。

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ちょっとでも人が近づいたり指を出したりすると、
いつもに増して猛烈な勢いで攻撃してきます。
でもその勢いが余って(怒りが納まりつかなくて)、
何故かそれが守ってあげているハズの
ちょびへと向かってしまうのです。
ちょびも今は巣(トンネル)と卵を守る強い義務感に
奮い立たされ、猛反撃。

大喧嘩が始まるか!?

と思ったら、お互いトンネルの中と外で「噛みつきタックル」しているだけでした。
トンネルがふわふわ素材で分厚くてよかった。
その様子はあまりにも早くて、デジカメだとぶれちゃうくらい。
本人達は一生懸命なんだろうけど、中と外からバスバスぶつかり
合ってる姿はちょっと笑えます。

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中と外でバスバスと噛み付きながら
ぶつかって「どつきあい」
早すぎて画像がブレちゃう。



ちょびは卵をあたためている間は、飼い主とは遊んでくれません。
早く卵を産み終わって、普段のちょびに戻って欲しいな。

ではまた。
BENCH FACE


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nyaoチャ箱♪
* ILLUSTRATION BY nyao *
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