文系OLから建築士に転身した「りんちゅん」と
その相棒コザクラインコの「ちょび」が
鳥、建築、音楽など、あらゆる生活のシーンを
独自の視点でコメントしています
2009/05/31 (Sun)
鳥のはなし
2日前からちょびの様子がおかしい。
背中の羽を逆立てて、眠ってばかり。
昼間からよく寝ることはあるけど、寝すぎじゃないか?
保温してみるがあまり効果なし。
少し食欲も落ちているかな。
昨晩、すこしえづいて、ヤバいと夜間救急診療所か!?と焦ったが、
治まったので、様子を見つつ、朝イチで動物病院へ。
(キャリングケースに入れるエサをペレットではなくシードにしたら、
狂ったように食べていた。
いくら普段のペレットが気に入らなかったからとはいえ・・・実は元気なのか?)
えづいてたし、そのう炎かなぁ、と思っていたのとは全く違い、そのうは検査では異常なし。
体重は普段50グラムのところが49グラム。心配するほどではない。
ところが、検便でひっかかってしまった。
メガバクテリア。最近はAGY(Avian Gastric Yeast)というらしい。
げーーーーーっ。
※AGY(Avian Gastric Yeast)・・・メガバクテリアと呼ばれていたが、最近研究が進み、
AGYと言われるようになっている。
カビ(真菌)のような菌で(人間でいうピロリ菌みたいなもんです、とのこと)
胃などにつくと消化不良や体重減少を起こし、
セキセイインコでは急激に弱って落鳥することも。
主に親からの給餌で感染し、ペットショップで雛を購入した段階で、既に
感染していることが多い。
そのため、雛~1,2歳の若鳥で菌が発見されたり、症状が現れることが多い。

「他の鳥と接触がありませんでしたか?」と聞かれるが、
半年以上前にハワイに行くときボタンインコの飼い主さんに預かってもらったのと
4月に姉んちのセキセイインコと少し遊ばせたくらいしか思いつかないけど、
そこで口移しにエサをもらったり、糞を食べてしまったりしたことは・・・
あ?あるかも。
ボタンインコちゃんと遊んでいるとき、お互いクチバシを絡めて求愛崩れのような
ことをしていたか?
お互い、ほとんど威嚇みたいな状態だったので、エサのプレゼントにはなっていなかったが
ボタンインコちゃんは若い鳥だ。
でも同じ動物病院で健康診断してもらってるハズなんだけど。
「10歳でAGYが見つかるなんて、まずないんです、非常に稀です。
かなりたくさん菌が見つかってるので、間違いなくAGYです。
菌を持っていたならもっと早くに消化不良とか体重減少で弱ってるだろうし、
ちょびちゃんは今までに何度も検便してきたのでその間に見つかってるハズなんですが・・・」
うーん、そう言われても、飼い主も目に見えない菌がいつどうやって侵入してきたかは
さすがに分からない。
体重も減ってないし、下痢もしていないし、なんなんだ?
そういや春先に、うちのガラス窓に当たって脳震盪を起こしたメジロを保護したけど・・・
ちょびとは接触させてないし、30分もしないうちに元気になったので放したし。
先生も当惑気味。
でも注意深くカルテを見ていくと、2005年、りんりんに脚を噛まれて化膿して来院したときに
ちょびにわずかにAGYが見つかって、飲み薬で治療、
1週間後に再検査したときは完治していた。
その時、同居していたりんりんも検査、陰性だった。
雛~1,2歳で見つかることが多く、それ以上長く菌を保有して生存していることは
少ないと思う、とのことなんだけど、2005年の段階で、ちょび6歳。
なんだろう?
2004年にケガしたハトを保護して1ヶ月世話したけど、直接接触させてなかったし。
分からん。
それから4年間、菌を保有し続けたってのも、あり得る話なのか、あり得ないのか。
分からん。
原因は分からないにしても、今、ちょびはAGYをたくさん体に溜め込んでしまっている。
でも、うとうと寝ていたのはそれが原因ではなく、鼻づまりが原因ではないかとのこと。
片方の鼻が詰まっていて、鼻水、くしゃみといった呼吸器の症状を通り越して、
ネバった鼻が詰まって蓄膿のようになっているらしい。
人間同様、鼻が詰まると頭がぼーっとしてウトウトと眠い。
さて、治療はどうするか。
鼻づまりを治療しようと抗生物質を投与すると、体内の菌が一掃され、カビ(真菌)のような
AGYが増殖しやすい環境になってしまう。
AGYの治療薬を投与したいが、ちょびは10歳、体に負担がかかってしまい、鼻づまりが
悪化する恐れも。
飲み水にAGY治療薬を少量混ぜて飲ませる、ゆる~い感じの治療で、こまめに検便をして
様子を見ることになった。
鼻の穴をふさいでいるカピカピの鼻を取ってほしかったけど、
「こういうの取ると、この子たち、血が出たりするんですよ」と、取らなかった。
なんだかガックリしながら帰宅、さっそく飲み水に薬を混ぜる。
ちょびは久しぶりに車に乗ったり、診察、そのう検査などでテンションが上がり興奮気味。
ウトウト眠ったりはしなくなった。
夜になって、「出せ!」のベル鳴らしや扉がしゃがしゃをやり始めたので、少し元気に
なったよう。そんなに早く効き目が出るか?
カゴから出すと、鼻の穴に詰まったカピカピ鼻が浮いてきていたので、綿棒で湿らせて
小さなピンセットで引っ張って外してみた。
出血はしませんでした。よかった。
数日おきに検便で通院することになった。
高齢だと積極的な治療も出来ないんだね。
ちょび、頑張って治そう。
キミなら治る。
背中の羽を逆立てて、眠ってばかり。
昼間からよく寝ることはあるけど、寝すぎじゃないか?
保温してみるがあまり効果なし。
少し食欲も落ちているかな。
昨晩、すこしえづいて、ヤバいと夜間救急診療所か!?と焦ったが、
治まったので、様子を見つつ、朝イチで動物病院へ。
(キャリングケースに入れるエサをペレットではなくシードにしたら、
狂ったように食べていた。
いくら普段のペレットが気に入らなかったからとはいえ・・・実は元気なのか?)
えづいてたし、そのう炎かなぁ、と思っていたのとは全く違い、そのうは検査では異常なし。
体重は普段50グラムのところが49グラム。心配するほどではない。
ところが、検便でひっかかってしまった。
メガバクテリア。最近はAGY(Avian Gastric Yeast)というらしい。
げーーーーーっ。
※AGY(Avian Gastric Yeast)・・・メガバクテリアと呼ばれていたが、最近研究が進み、
AGYと言われるようになっている。
カビ(真菌)のような菌で(人間でいうピロリ菌みたいなもんです、とのこと)
胃などにつくと消化不良や体重減少を起こし、
セキセイインコでは急激に弱って落鳥することも。
主に親からの給餌で感染し、ペットショップで雛を購入した段階で、既に
感染していることが多い。
そのため、雛~1,2歳の若鳥で菌が発見されたり、症状が現れることが多い。
「他の鳥と接触がありませんでしたか?」と聞かれるが、
半年以上前にハワイに行くときボタンインコの飼い主さんに預かってもらったのと
4月に姉んちのセキセイインコと少し遊ばせたくらいしか思いつかないけど、
そこで口移しにエサをもらったり、糞を食べてしまったりしたことは・・・
あ?あるかも。
ボタンインコちゃんと遊んでいるとき、お互いクチバシを絡めて求愛崩れのような
ことをしていたか?
お互い、ほとんど威嚇みたいな状態だったので、エサのプレゼントにはなっていなかったが
ボタンインコちゃんは若い鳥だ。
でも同じ動物病院で健康診断してもらってるハズなんだけど。
「10歳でAGYが見つかるなんて、まずないんです、非常に稀です。
かなりたくさん菌が見つかってるので、間違いなくAGYです。
菌を持っていたならもっと早くに消化不良とか体重減少で弱ってるだろうし、
ちょびちゃんは今までに何度も検便してきたのでその間に見つかってるハズなんですが・・・」
うーん、そう言われても、飼い主も目に見えない菌がいつどうやって侵入してきたかは
さすがに分からない。
体重も減ってないし、下痢もしていないし、なんなんだ?
そういや春先に、うちのガラス窓に当たって脳震盪を起こしたメジロを保護したけど・・・
ちょびとは接触させてないし、30分もしないうちに元気になったので放したし。
先生も当惑気味。
でも注意深くカルテを見ていくと、2005年、りんりんに脚を噛まれて化膿して来院したときに
ちょびにわずかにAGYが見つかって、飲み薬で治療、
1週間後に再検査したときは完治していた。
その時、同居していたりんりんも検査、陰性だった。
雛~1,2歳で見つかることが多く、それ以上長く菌を保有して生存していることは
少ないと思う、とのことなんだけど、2005年の段階で、ちょび6歳。
なんだろう?
2004年にケガしたハトを保護して1ヶ月世話したけど、直接接触させてなかったし。
分からん。
それから4年間、菌を保有し続けたってのも、あり得る話なのか、あり得ないのか。
分からん。
原因は分からないにしても、今、ちょびはAGYをたくさん体に溜め込んでしまっている。
でも、うとうと寝ていたのはそれが原因ではなく、鼻づまりが原因ではないかとのこと。
片方の鼻が詰まっていて、鼻水、くしゃみといった呼吸器の症状を通り越して、
ネバった鼻が詰まって蓄膿のようになっているらしい。
人間同様、鼻が詰まると頭がぼーっとしてウトウトと眠い。
さて、治療はどうするか。
鼻づまりを治療しようと抗生物質を投与すると、体内の菌が一掃され、カビ(真菌)のような
AGYが増殖しやすい環境になってしまう。
AGYの治療薬を投与したいが、ちょびは10歳、体に負担がかかってしまい、鼻づまりが
悪化する恐れも。
飲み水にAGY治療薬を少量混ぜて飲ませる、ゆる~い感じの治療で、こまめに検便をして
様子を見ることになった。
鼻の穴をふさいでいるカピカピの鼻を取ってほしかったけど、
「こういうの取ると、この子たち、血が出たりするんですよ」と、取らなかった。
なんだかガックリしながら帰宅、さっそく飲み水に薬を混ぜる。
ちょびは久しぶりに車に乗ったり、診察、そのう検査などでテンションが上がり興奮気味。
ウトウト眠ったりはしなくなった。
夜になって、「出せ!」のベル鳴らしや扉がしゃがしゃをやり始めたので、少し元気に
なったよう。そんなに早く効き目が出るか?
カゴから出すと、鼻の穴に詰まったカピカピ鼻が浮いてきていたので、綿棒で湿らせて
小さなピンセットで引っ張って外してみた。
出血はしませんでした。よかった。
数日おきに検便で通院することになった。
高齢だと積極的な治療も出来ないんだね。
ちょび、頑張って治そう。
キミなら治る。
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がんばれ!!
自分の体から自然発生するわけはないので、どこかにいたんだろうね。AGYが見つかったなら、砂はやめてトレイを洗う方がいいよ。
あと、動物医薬品の「ビルコンS」を病院で分けてもらえるなら分けてもらった方がいいかも。
去年の9月にうちに来るはずのロクがAGY持ってたから、返品不可のショップなのに帰してくださいって言われたの。ピーとブリは1歳と2歳だったから移ったらヤバいからすぐ帰してって言うのが、ショップの本社の意向だったらしいのね。
病院の先生(川村先生ではない)いわく、AGYはそのうと砂肝の間に繁殖するそうで、ある程度の量になってこないとウンチに出ないって言われたよ。鳥種の病気に対する感受性とか言うのかな?セキセイだとすぐに重篤な状態になって落ちちゃうことが多いみたいだけど、コザクラはそうでもなくて、糞に出なくなって治ったと思っても、実際は殲滅できてなくて、そのうと砂肝の間に潜んでる(=キャリア)ってこともあるんだそうだ。
だから、完治が難しいので1羽飼いじゃない限り、無責任な事は言えないらしい。
あと、動物医薬品の「ビルコンS」を病院で分けてもらえるなら分けてもらった方がいいかも。
去年の9月にうちに来るはずのロクがAGY持ってたから、返品不可のショップなのに帰してくださいって言われたの。ピーとブリは1歳と2歳だったから移ったらヤバいからすぐ帰してって言うのが、ショップの本社の意向だったらしいのね。
病院の先生(川村先生ではない)いわく、AGYはそのうと砂肝の間に繁殖するそうで、ある程度の量になってこないとウンチに出ないって言われたよ。鳥種の病気に対する感受性とか言うのかな?セキセイだとすぐに重篤な状態になって落ちちゃうことが多いみたいだけど、コザクラはそうでもなくて、糞に出なくなって治ったと思っても、実際は殲滅できてなくて、そのうと砂肝の間に潜んでる(=キャリア)ってこともあるんだそうだ。
だから、完治が難しいので1羽飼いじゃない限り、無責任な事は言えないらしい。
Re:がんばれ!!
なるほどね、ちょびは糞には出ていなかったけど、ずーっと密かにAGYキャリアだったのかもね。
そういう知らずにキャリアになってたり、完治しにくいところも、人間のピロリ菌に似てる感じだね。
先日の検査では、結構な量のAGYが検出されました。モニターで見せてもらったけど、はぁ、こりゃたくさんあるわ、って思ったもんです。
先生もちょっとびっくりしてた。この年でこの状態は?って。
>あと、動物医薬品の「ビルコンS」を病院で分けてもらえるなら分けてもらった方がいいかも。
それってAGYのお薬なのかな。
もしかしたら今の水に混ぜる薬(先生が独自の配分で処方してくれた)にも
うっすら入ってるのかも知れないけど、火曜日に診察に行くときに先生に聞いてみます!
AGYの薬を飲ませたいけど、ちょびの年だときつすぎて積極的に投与できないって言われました・・・。だから、今回の薬は、ごく微量にAGYの薬を入れてもらってると思われます。
AGYのお薬を飲ませると蓄膿が悪化してしまう、ってことだったけど、鼻は今のところ見た目はキレイになったので、今度はもうちょっとAGY寄りの治療が受けられるかも。
前回AGYが見つかったときは、2回くらい通院して糞にAGYが出なくなったらすぐに治療をやめてしまったけど(当時、一時的に実家に住んでいて、片道2時間半かけて車で通ってたもんで)、今回はじっくり治療してやろうと思います。
(ロクちゃん、元気にしてるかなぁ。)
そういう知らずにキャリアになってたり、完治しにくいところも、人間のピロリ菌に似てる感じだね。
先日の検査では、結構な量のAGYが検出されました。モニターで見せてもらったけど、はぁ、こりゃたくさんあるわ、って思ったもんです。
先生もちょっとびっくりしてた。この年でこの状態は?って。
>あと、動物医薬品の「ビルコンS」を病院で分けてもらえるなら分けてもらった方がいいかも。
それってAGYのお薬なのかな。
もしかしたら今の水に混ぜる薬(先生が独自の配分で処方してくれた)にも
うっすら入ってるのかも知れないけど、火曜日に診察に行くときに先生に聞いてみます!
AGYの薬を飲ませたいけど、ちょびの年だときつすぎて積極的に投与できないって言われました・・・。だから、今回の薬は、ごく微量にAGYの薬を入れてもらってると思われます。
AGYのお薬を飲ませると蓄膿が悪化してしまう、ってことだったけど、鼻は今のところ見た目はキレイになったので、今度はもうちょっとAGY寄りの治療が受けられるかも。
前回AGYが見つかったときは、2回くらい通院して糞にAGYが出なくなったらすぐに治療をやめてしまったけど(当時、一時的に実家に住んでいて、片道2時間半かけて車で通ってたもんで)、今回はじっくり治療してやろうと思います。
(ロクちゃん、元気にしてるかなぁ。)
ビルコンS
飲み薬じゃないよ。
ペットショップとか動物病院が使ってるピンク色の消毒だよ。
動物医薬品になるから、病院から譲ってもらうしかないの。
ここに内容を書くと長くなるので、上手に説明されているページを
→ http://goosuke.web.infoseek.co.jp/miraclebird/page008.html
うちは、ここ1年ぐらいはG2TAMαPLUSと言うのを使ってます。
→http://www.peace-cues.com/index.html
ロクはもう会えないです。
前に聞いたらお店の人に「会わせることは一切できません。」と言われました。
あんたが返品して、こっちは法律にのっとって取引を終了したんだからそれ以降は関係ないだろう的なニュアンスでかなり強気で言われました。
なので、その瞬間、生きてるかどうかも怪しいなと思いました。><;
確かに、飼えなかったのは事実なんだから、ショップに文句言うのは筋違いかもしれないですけど・・・
ペットショップとか動物病院が使ってるピンク色の消毒だよ。
動物医薬品になるから、病院から譲ってもらうしかないの。
ここに内容を書くと長くなるので、上手に説明されているページを
→ http://goosuke.web.infoseek.co.jp/miraclebird/page008.html
うちは、ここ1年ぐらいはG2TAMαPLUSと言うのを使ってます。
→http://www.peace-cues.com/index.html
ロクはもう会えないです。
前に聞いたらお店の人に「会わせることは一切できません。」と言われました。
あんたが返品して、こっちは法律にのっとって取引を終了したんだからそれ以降は関係ないだろう的なニュアンスでかなり強気で言われました。
なので、その瞬間、生きてるかどうかも怪しいなと思いました。><;
確かに、飼えなかったのは事実なんだから、ショップに文句言うのは筋違いかもしれないですけど・・・
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