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文系OLから建築士に転身した「りんちゅん」と その相棒コザクラインコの「ちょび」が 鳥、建築、音楽など、あらゆる生活のシーンを 独自の視点でコメントしています
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2024/04/27 (Sat)
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2009/05/28 (Thu)
嗚呼、光陰矢のごとし。

毎日何をしていたのかと問われても、ただただ家事と育児をこなしていたとしか
答えられないのだよ。
目が回るほど忙しい訳ではないけど、まとまった自分の時間も取れず、
子供を寝かしつけたり授乳したり、大事なことだけど、ぼーーーっとしたような
時間が多く、なんだか常に「サボってる」みたいな罪悪感にさいなまれる。

かといって、職場に復帰するのはイヤ(笑)
だって、あんなに忙しくて難しくてプレッシャーのかかる仕事をめいっぱいやった上で
家事と育児も普通にするなんて~!!

職場復帰のことを考えるとプチうつ状態だったけど、復帰まで1ヶ月を切ると
保育園の準備とか職場との連絡など、こなさないといけない雑事も出てきて
「ああ、復帰してやるよ、働いてやりますよ」と腹が据わってきた。

何より、先月調子に乗ってカードで買い物しすぎて、とうとう口座の預金が底を尽き、
「働かなければ金は入ってこない」というのを痛感した、というのが本音ではある(笑)

104b04b3.jpg





















子供は伝い歩きをするようになり、運動量が増えたため、少し見た目がスリムになって
きたとはいえ、既に10キロ超、腰が悲鳴をあげる重さに。
もらったり買っておいたりしたカワイイ洋服を早く着ないとサイズアウトしてしまう~!!
と、今までの赤ちゃんらしい服から、ブラウス&ジャンバースカートやワンピースなど
着せると、すっかり赤ちゃんではなく、子供になってしまった。
先日、1歳を前にベビーマッサージ教室も卒業。
とてもさびしい。

離乳食も三食ガツガツ食べてくれて、ほとんど病気もせず(いまだに貧血がひかかって、
3ヶ月おきに大学病院で血液検査をされているが)、
夜鳴きも人見知りも激しい後追いもなく、そりゃもう育てやすい子なのに、
あーしんどい、疲れたと文句ばかり言って、
気がついたら赤ちゃん時代が終わろうとしている。
もっとちゃんとかわいがってやればよかった~(泣)

2009053019050001.jpg





















職場復帰は誕生日当日。
育児休業って誕生日の前日までらしい。
1歳の誕生日くらい、最後に母子でゆっくり過ごさせてくれたっていいじゃんっ!

でも別に1歳の誕生日だからって、平日だから昼間はきっと特別なイベントをする訳じゃなし
世間一般にとっては普通の日なんだから、ま、翌日の土曜日にお祝いすればいいのさ。
こだわりすぎても仕方ないのさ。

家に閉じこもって誰とも話すことなく家事と育児ばかり、という生活から
仕事という自分の時間を持てるようになる、という変化に対する少しの期待と
ものすごい負担できっと毎日ぜーぜー言いながら、今以上に夫に無愛想になって
しまうだろうという自分のキャパの狭さが露呈される、自業自得、嫌悪感。
こうやって考えていても、娘のことや夫のことを本当に案じているわけじゃなく
結局自分のことしか考えてないじゃん?
私って最悪な自己中。

気分複雑ーーーーーーっ!!!!


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2008/12/23 (Tue)

いったい何ヶ月ブログを更新していなかったことか。
出産の話題の次が、寝返りだなんて(笑)
Office Kozakuraもすっかり育児休暇中になってしまいました。

友紀(ゆき)はもう6ヶ月になりました。

2008122118470000.jpg




















たいてい1歳児と間違われるこの風格。
(髪が長いせいもあるのか。)
11月末に生後5ヶ月のクセにゼイタクにも行ってしまったハワイでも
すれ違う人すれ違う人、みんなに
「So cuite! How old? 5month!? How Big!!!」と
びびられる始末。
(5ヶ月児ハワイ旅行紀はまた後日)


「子供は若いうちに産んだほうがいい」とはよく耳にしていましたが、
出産があまりに安産で、他の人と比べると楽勝だったため、
「なーんだ、39歳高齢出産でも全然いけるじゃん」と思っていました。
なめちゃいけませんな、子育て。
私も9月に40歳になり、まー疲れること。
日々の育児の疲れが蓄積し、抜けないんですわ。

首、肩、腰、腕、次々にやられていき、手は腱鞘炎になってギブスつける羽目になるし、
きっと抱っこで体重のかけ方が偏っているんだと思うんだけど
足は、靴を履いて出かけるたびに陥入爪(巻き爪)になって爪の周囲が炎症を起こして
膿んでしまう・・・手術を受けたけど、再発してしまいました。
こんなことでどうする、子供はこれからもっと重くなって、どんどん元気に暴れだすのに!

悲鳴をあげる体をせめてゆがみから解放してやろうと、整体院に通い始めました。
今まで色んな接骨院やカイロプラクティックに通ったけど、今回は痛くない、ゆらゆら
ゆすってからだのゆがみを整えるところ。
なかなか1回では治らないと思うけど、今朝みたいに「もうベッドから起き上がれない・・・」
というような日々から脱出しないと。
先生のいいつけを守って、足を組まないように、痛い部分をもんだり叩いたりしないように
頑張ろうと思ってます。

さて、その整体院にて、私の施術中、隣の広々したベッドで寝かせてもらっていた
6ヶ月になったばかりの友紀が寝返りをしました。
この半月、上体をねじって寝返りをしかけていたのですが、デブな下半身が重すぎて
ついてこず、中途半端な状態が続いていました。
私は目撃できなかったけど、先生が見ていてくれて、一緒に喜んでくださいました。
で、ブログにも載せてくださって。
ありがとうございます。

リセット整体 エスコート芦屋さん
カラダ治し隊♪
http://yuluyulu.cocolog-nifty.com/blog/

家に帰ってからも1回だけ寝返りに成功していましたが、私はトイレに行っていて
また目撃できず。
寝返りかー。
これができると、ずりずりとハイハイを始め、そのうちガンガン動き回るようになるんだろうな(泣)
ずっと赤ちゃんでいて欲しいような、成長が楽しみなような・・・。

そんなこと言ってないで、早く離乳食始めてやれよ、と自分で突っ込んでます。
だって、一度はじめたら「面倒だから」って辞めれないし。
年明けの七草の日に、ひとさじのおかゆから始めてやろうと思ってます。
(実は6ヶ月になったらはじめるぞ、と決めていたのに、先延ばしにしてしまった)

よいお年を。

 


 

2008/06/19 (Thu)
11時半過ぎ、下痢のような腹痛に襲われる。

嗚呼、思い出した。
昔から便秘で浣腸すると、翌日まる一日は食べたものが次々と超特急で下って
いくんだった。

昨夜、分娩時に人前でうんちを出したりしないように、便秘を装って浣腸してしまった。

ナースコールでお腹のモニターを外してもらい、トイレへ。
案の定、下痢。
陣痛と下痢と相変わらずジャーっと出てくる羊水で不快極まりない。
羊水はなくなってしまわないのだろうか。
赤ちゃんは元気だというけど。

トイレから出ると、姉がすごく不機嫌そうな顔で立っていた。

出産に際し、母が来てくれると言っていたのだが、母が来ると、最近足腰がすっかり弱って
危うくて一人にしておけない(父も同行し、そうして家を空けるとなると、飼い犬のダルメシアン
のパールまで一緒についてくることになるので、やんわりと断り、長期化するようなら
来てもらうということにしていた。
(気楽に一人で生むような口ぶりだが、そんなに簡単に子供が生めると思うな、とクギを指された。)
(確かに、気楽に一人で生めると思っていた。)
その代わり、とりあえず最初は京都に住む姉に来てもらうことにしていたのだった。

何故、姉がそんなに不機嫌な顔で立っていたのか。
ナースセンターで私を訪ねて来たが病室はどこかときいたところ、
「お母さんですか?」と言われたらしい。
3歳違いの姉だが、私が39歳の高齢出産なんだから、40過ぎの姉が
家族として来たら、そりゃ微妙なところだろう。
看護師だって、まず来る家族は母親だろうと思うし、妊婦がものすごく若い場合には
40代の若作りの母親だってありえないこともない。
でも姉はそれがとんでもなく気に入らなかったらしく「姉です!」と訂正して
トイレに入っている私を仏頂面で待っていたらしい。

その話を聞いて、私は痛みを忘れて笑いながらも、看護師も悪気ないから、と
フォローしたりしていた。
姉は出産経験者、私が痛みに襲われる度、効果的に強く腰を押してくれた。
でもすごく強く押さないといけないので続かない。
夫と交代で押してくれた。

12時になり、お昼ごはんが運ばれてきた。
よりによってホカホカの中華。麻婆豆腐のもわっとしたにおいが吐き気を誘う。
おまけに姉が、駅で551蓬莱のぶたまんを買ってきたという。
何故こんなときにぶたまん?
気持ち悪いから、2人で早く食べちゃって!
半ば怒りながら言う。

助産婦が様子を見に来てくれる。
「いい陣痛がついてきましたね!」
いい陣痛?そんな悠長なもんなのか。
「この調子だと早くて夕方には生まれるかな?」
「ええっ、夕方ぁ~っ!?」
思わず大きな声で聞き返してしまった。
こんなもん、夕方まで耐えられるかいっ!
しかも早くてぇ?
「イヤです、こんなのあと6時間も無理ですよぉ!」
本当に心の底から途方に暮れつつも、半分怒りにも似た感情が
押さえられなかった。
帝王切開にしてもらおうと心に決めた。
問題はいつのタイミングでお願いするかだ。

つきっぱなしのテレビが、笑っていいともからごきげんように変わった。
ああ、ごきげんようはキライだからテレビを消してほしい・・・。
そう言おうと思った矢先、また下痢の痛みが。
いかん、間に合わん!
ナースコールをガンガン押すが、看護師が遅い。
もう点滴もお腹のモニターもひきずったままトイレに行ってやる!!

姉と夫が制止するのを振り切って部屋を出て行こうとすると看護師が
来てくれたが、待てといって、助産婦を呼びに行ってしまう。
あかんって、もう限界やってば!

点滴とモニターをずるずる引きずってトイレに向かおうとすると
助産婦と看護師がどっと詰め掛けてきて、私をLDRに連れ込んでいった。
ちょっとやめて、下痢なんだってば!

分娩台になるベッドにあげられ、慌しく出産の準備が始まる。
子宮口は9センチ、とか聞こえるが、私は下痢で頭がいっぱい。

「お腹痛いんです、下痢なんです!」
必死の訴えに、はいはい、と返事されたものの、もう限界。
あーあ、やっちゃった。

大丈夫ですよ、よくあることですよ。
そう言いながらも、陣痛に襲われる度に下痢ってしまうので
一体、どんだけ出てくるんだ?とひるんでいるのは見て取れる。
ごめんなさい、助産婦さん。
便秘でもないのに浣腸をオーダーしたんです。

立会いに夫が割烹着みたいなのを着せられて入って来た。
一眼レフのデジカメと先日買ったばかりのムービーを手にしている。
そのうち、姉も入れてもらって来たようだ。

私は30秒おきくらいに、ぐーーーーっと陣痛に襲われ、
また下痢に似た痛みで押し出してしまいたくなるが、
助産婦さんが会陰という肛門の近くをぐーっと押してくれるので
痛みを逃しやすくなっていた。

「先生呼んできますか?」という看護師の問いかけが何度もあり、
とうとう「全開ですから呼びましょう」と言われる。
あー、先生が来るんだー、と思っていると、ベッドの足元がはずれ、
足を乗せる台が出現。普段内診のときのイスに似た形になる。

足を乗せろとか、指示されてやっている間に、あれ?って感じで陣痛の
痛みを忘れていた。
台風の目みたいに痛みの空白が。
「もういきんでいいですよ~」と言われる。

そういわれても、さっきまでみたいに、痛くてきばって押し出したい感じでもなく、
どうしたもんかなぁ、と空を見つめる。
なんとなく、押し出してみようか、という気分になり、んーーーーーーっと
便秘の時みたいにきばってみると
「そうそう、その調子!・・・・すごい○○力・・・。」と言われる。
○○力、の部分がよく聞き取れなかったが、押し出しの力がすごいという
ことなんだろう。
これでいいなら、やっちゃうよ?
でもちょっと腹筋いるから休んで準備してからね、と思う。
次に「うーーーーーん」ときばってみると、誉められるが、力を入れている間、
モニターの胎児の心音が止まるので、「息を止めないで、赤ちゃんが苦しいから」
と注意される。

難しいこと言うよなー、と思いつつ、もう一度休んで呼吸を整えてから、兆戦して
みようかと思う。あれ、意外と冷静。こんなもんなの?

その間にも、夫は、何か撮っておかないと自分のやることがない、とばかりに
うーーーん、といきむ私の姿を枕元で写真に撮ったりしていた。
看護師に「そんな苦しい顔を撮らないで、生まれて幸せなところを撮ってあげて
ください。」と注意されている。
心の中でバカウケしていた。

呼吸を止めないように整えてうーーーーん、と思いっきりきばると(このあたりで、
「あ、これがいきむってことなのね」と理解する。)
薄い膜が伸びきって、これ以上伸びないよ、という感覚がある。
こりゃ出ないわ。帝王切開にして、って言おうかな。

そう思っていると、いつの間にか先生が来ていて、
「少し切らないといけないみたいですよ。切りますよ。」と言ってきた。
ああ、会陰切開ってやつだな、みんな嫌がってるよな、と思いながらも、
そりゃ、切らなきゃ出ないでしょ、と思った。
切っているようだったが、よく分からなかった。

もういきまなくていいです!と止められる。
え?なんで?もういっちょやりますよ?
そう思ってると発露だとか聞こえてきて、短く息をするように指示される。
はっ、はっ、はっ、と素直に忠実に指示に従うと、
ごぼっとつかえが取れたような感じがして、
「生まれましたよ」と声をかけられ、「おぎゃー」と聞こえてきた。

え?生まれた?
あっけないような、不思議な感覚。
これで終わり?もういいの?
14時頃だった。

痛みが本格化してから約3時間。
確かに痛かったけど、痛みのこらえ方が分からなくて困ったのであって、
痛くて耐えられない、という感じとは違ったような。
陣痛促進剤のせいで、急に産気づいて出産に至ったようで、
これは安産と言うのでしょう。

夫は感激した声で喜んでいるし、姉は声を詰まらせて涙ぐんでいる様子。
私だけが感動の波に乗り遅れてしまった。
赤ちゃんが体を拭いて、体重と慎重を計って戻ってきて、
私の横に置かれた。
「細い」
手足が手羽先のようであまり肉がついてないぞ?
私は生まれたばかりの赤ちゃんなんて見たことないし、
妊娠中の4Dモニターではほっぺがブクブクの画像だったので、
4000グラム超えの巨大でぶでぶ児に違いないと、半ば覚悟していたのだ。
そうでなくても、赤ちゃんっていうのはぷくぷくに太っているものだと思っていた。
3380グラムらしい。
良かった。4000超えなかった。

髪の毛が真っ黒で多くて、目をぱっちり見開いていて、私の面影は全くない。
私にはぜんぜん似ていない。なんで?
先生も看護師も「お父さんそっくり」という。
姉が「かわいいーー!!」と言っているのが聞こえる。

どうしよう、もっと感動の対面で、泣いてしまうと思っていたのに。

でもよかった。
無事に生まれた。
帝王切開のリクエストは出しそびれたが、ちゃんと産めたじゃないか。
39歳の高齢出産だって、元気な赤ちゃんが超安産で生まれた。

私の妊娠ライフが終わり、
赤ちゃんの人生が始まった。

でも全く産んだ実感も、自分の子だという自覚もない私でした。






2008/06/19 (Thu)
入院3日目。
相変わらずジャージャー破水して、もらっていた巨大ナプキンも底をついてくる。
陣痛は5分おきになるものの、またうっかりうたた寝して痛みが消える。

朝の内診で、子宮口は3センチくらい開いているが、ちっとも有効な陣痛が来ないし
破水して時間も経つので、陣痛促進剤を投与しましょう、とのこと。
お腹の赤ちゃんは元気らしい。

相変わらず狭い準備室暮らしの私。
朝、9時半頃に陣痛促進剤の点滴がスタートした。
最初は少しずつ、30分おきに強めていって、様子をみてMAX全開にするらしい。

さすが陣痛促進剤、徐々にぎゅーっとお腹が痛くなってきた。
でもまだ我慢できる。

点滴の速さが加速されていく度に、お腹の痛みがとても不快になってきた。
10時半頃になると、お腹が痛いのだが、なんだか下痢とも生理痛とも違う。
下腹やお尻の中の方がんぎゅーーーと絞られるような、嫌な感じ。
普通にお腹が痛ければ、お腹に力を入れたりしてやりすごすのだが、
どこに力を入れてやり過ごせばいいのか分からない。

困っていると、「ベッドの上にあぐらをかいて座りますか?」と言われたので、
期待してやってみると、余計、どうすればいいのか分からないような焦燥感のある
痛みに襲われ、急いであぐらを解く。

なんだかどうしていいのか分からなくて焦ってくる。
点滴が全開にされた。
何故か点滴の針が痛くてたまらない。
それで点滴を外してもらえるもんだと思っていたのに、全開のまま投与しつづけるらしい。
点滴を打ってる限り、痛いじゃないかっ!
そうと分かったとき、点滴に対して憎悪のような感情が襲ってきた。
むっちゃくちゃ腹が立つ、点滴。

11時過ぎ、夫がやってきた。
軽いノリで来たのが腹立たしい。
何分かおきに来る痛みは、耐えられないものではないが、だんだんどう処理していいか
分からなくて困惑してきた。
くーーーっと痛みに耐える顔を、義父にゆずってもらった一眼レフのデジカメで
写され、マジむかつくが、抗議する気にもなれず。

指立て伏せのように、ベッドに腰掛けて親指だけで体を支えてみると、
そっちに体重がかかって痛みがそれるような気がした。

そういえば、腰を押してもらうといいと本に書いてあったぞ。
夫にムッとしながら、「お腹いたいねん。腰押してくれる?」と頼んで
ぎゅーっと押してもらうと、指立て伏せよりも痛みを逃しやすい気がした。

つづく


2008/06/18 (Wed)
破水して入院。
でも全然陣痛なんて来ない。
夜中に少し10分おきに痛いかなー、なんて思っても、すぐに弱まってしまう。

入院なんて中学2年の時の盲腸以来だし、数日中に確実に出産なんだと思うと
いやがおうにもテンションが上がってしまっているらしく、朝早く目覚める。
ちゃんと歯を磨いてこざっぱりしてみたりして。

そして朝5時過ぎ、「めざましテレビ」の前は「めざにゅー」という番組なのか、
と感心していると、ドッバーーーっと水が流れ出る感覚が!!
ウゲッと引いてしまいました。
これが破水か・・・。

もらっていた出産準備品の中の超でかいおむつみたいなパットを取り替えても、
動くとジャー・・・って感じで出てくる。
いやーん、と思う。不快じゃ。

早いとこ陣痛促進剤で産んでしまおうぜ。

そう思いながら朝の内診を受けると、もう24時間様子を見て、陣痛を待ちましょう、
とのこと。
え?もう破水してからとっくに24時間以上経ってるし、そうなると感染の恐れがある
って言ってなかったっけ?

感染を予防する薬が注射に変わった。
朝ごはんから豪華絢爛。
やることもなく、テレビを見てもつまらなくて、ゴルゴ13を読みふける。
難しいマンガでよかった。世界情勢を理解するのに時間がかかるのだ。

お昼からお友達と1歳になる男の子がお見舞いに来てくれたりして
たまーーーに痛い下腹や、ジャーっと羊水が出る不快感から気をそらす
ことができる。感謝。

こんなに大量に破水して大丈夫なんだろうか。

夕食も完食。
様子を見に来た夫も「明日、陣痛促進剤を打つから休みを取ってね」と
言うことで帰宅。
ちょびの世話を重々頼んでおいて、夫の食事の心配をするの忘れた。

「なかなか陣痛がつきませんね~。このままいると、ここの主(ぬし)に
なっちゃいますよぉ~?」という看護師の冗談が心に突き刺さる(泣)

時々お腹痛いし、お腹のモニターもうっとおしいし、羊水ジャーも気持ち悪いし、
不快極まりなくなってきた。

夜中近くなって、ふと思いつく。
出産の時、いきんでいると、うんちが出てしまうこともあるという。
いきむ、というのがイマイチ分からないのだが、人前でうんちをしてしまうのは
嫌なことだ。それを避けるために、事前に浣腸をすることもあるらしいが、
WHOの何かで、浣腸は出産に対してあまり意味のある行為ではないと
公表され、最近はやらないところが多いらしい。
なんてことを。
人前でうんちしてしまうことを思えば、事前に浣腸しておけばいいじゃないか。

看護婦さんに「便秘ぎみなんで心配で~」と軽くうそぶいて浣腸を依頼。
よくある「イチジク浣腸」がもらえるもんだと思っていたら、
「はい、お尻出して壁に手をついて~」
まさか、浣腸されると思ってなかった・・・。

大して便秘もしてなかったので、そんなに出なかったが、これで明日、陣痛促進剤を
打って出産になっても、うんちをもらすという失態もないだろう。

この安易なたくらみが、後で情けない失態を招く。

夜中、5~7分おきに生理通のようなぎゅーっと絞るような痛みが襲ってくるように。
モニターにも現れており、「いい感じになってきましたね~!」と言われ、
誉められたような気がして、ちょっといい気分になる。
深夜、銀河鉄道999を連続放送しており、それを見ながら詳細な記録を取るが、
また寝てしまい、ニセ陣痛であったことを思い知らされる。
ホンモノの陣痛なら、寝てなんていられないらしい。

夜中、何度もナプキンを交換にトイレに行くと、破水で入院してきた人が出産した
瞬間で「おぎゃー」という声が聞こえてきた。
あー、いいなー。
でもまだ他人事だった。

BENCH FACE


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