仮設住宅に引っ越して、あまりの部屋の狭さに、一番お気に入りの
絵がかけられない。
お気に入りというか、労力を要したから思い入れがあるというか。
ちょびがフレームを走る
エルメスのスカーフを画材屋さんにオーダーして
フレームを作ってもらい、特殊な貼り方で(地獄張り?)
額装してもらいました。
もうスカーフとしては使えないけど。
タイトルは「LES PERROQUETS(détail) 」
「オウム」という意味だけど、なんとなくうちのコザクラインコ
(タイガーチェリーという色変わり)に似たところがあって、
表情もインコらしいので気に入りました。
よそのHPで見つけた。
http://f17.aaa.livedoor.jp/~posanu/carre/scarf/051.JPG
確か、1996年、大阪南港の天保山サントリーミュージアムで
「エルメススカーフ展」を見に行って、気に入ったんだったと
思います。帰りにその年のエルメスのスカーフが載った本まで
買って帰って悩みました。
「買ってもスカーフしないし。」
そんなとき、知り合いの歯医者さんが、待合室や診察室に
エルメスのスカーフを額装したものを飾ってるよ、と教えてくれました。
「これじゃ。」
早速、エルメスに行って、このスカーフを買おうとするけどどこにもない。
取り寄せることができる、というので訪ねてもらったけど、どこにも
在庫がないとのこと。前のシーズンのものだったらしく取り寄せるのが
困難とのことでした。
それでもしぶとく諦めず、海外旅行に出る友達を捕まえては、
「これ買ってきて」と、スカーフのパンフレット(5センチ角くらいのもの)を
渡して地道に活動を続け、とうとうハワイで発見(!)されました。
やっと手に入れたスカーフ。
今度は額装。
このサイズ(90×90)の既製品はなく、オーダーになります。
でも絵画の額なんて選んだことないし、本当に分からない。
お店の人が選ぶと、金色にうねうねしたゴージャス模様の入った
デコラティブなものになってしまう。
ちょっと違うなー。
シンプルに木の枠にすると、ちょっとさびしい。
もう自分の勘を信じるしかない、と、濃い緑に細いゴールドの
ラインが入ったものにしました。
出来上がりは意外といい感じ。
スカーフと額装で10万近い出費になっちゃいました。
しかし、引越しで額の一部が凹んだ。
くそー。
もうひとつお気に入りの絵は、版画家の吉岡浩太郎さんの
「メロディ」
吉岡浩太郎さんオフィシャルサイトより
残念ながらコザクラインコじゃないけど、黄色いセキセイインコが
花瓶の後ろから覗き込んでるのがかわいい。
これは大きくないので、今住んでいる仮設住宅にも飾れます。
実家に忘れてきたけど(こらこら・・・)
やべともこさんの鳥のイラストも気に入ってます。
http://members.jcom.home.ne.jp/p-jet/
goodsの販売もあって、喜んでインコのTシャツを2枚も買ったけど、
あ、着ていくところがない、と呆然。
もったいないけど家の中でしか活躍できず。
持ち物も部屋の中も鳥づくめになるのは、ちょっとイヤだけど
要所要所で「あ、鳥だ。」って感じに鳥のものがあると
幸せな気分になります。
大阪市内は晴れ
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