朝8時半に集合で、現地にて敷地境界の立会い。
せっかくの土曜日の朝に早起きは辛い。
久しぶりに現地に行ってみたが、やっぱりスゴい斜面だなー。
ここに家を建てようとしている自分たちの無茶ぶりを痛感。
設計は楽しくて喜ぶけど、施工泣かせ。
これは何だ?
8月、草刈前の計画地です。
30年以上空き家だったため、庭に草が伸び放題。森になってしまっていて
大げさじゃなく、人が踏み込めない前人未到の土地に。
かき分けて入っていこうとしたけど無理でした。
上の方にうっすら見えるのが、古家。
なぜ、家が宙に浮いて見えるのか、きっと斜面なんだろうけど、どこからが
斜面なのか、図面もなく想像するばかりでした。
草刈した後の計画地。
あ、こうなっていたのね、と判明。
これは敷地内から撮ったので、さほど急な傾斜に見えないかも知れない。
けど、傾斜の上、古家の前に立って坂を見下ろすと
吸い込まれそうな急な斜面であることが分かります。
この部分だけで高低差7メートル、25度~30度の傾斜です。
スキー場でリフトから降りて、行くぞ!と思いつつ、ちょっと躊躇する感じ。
画像が小さくてわかりにくいかも知れないけど、左手の坂のふもとで
しゃがんでいるグレーの物体が、敷地を測っている夫・・・人がこんなに
小さく見える。
なぜこの急斜面に家を建てるのか。
斜面の下の平らな部分だけでも50坪はあるのですから、そちらでも十分
家は建つのです。
この斜面に家を建てると北側はご覧の通り見下ろす斜面と平地の広い庭が
取れ、南側には下の画像のような景色が広がって見えるから。
いや、見えるハズ。
ちょっと曇った日でこれなんだから、晴れた日や夜景なんかは素晴らしいのです。
でもこれ、近隣から撮った画像。
実際に計画地からは隣の家の森のようになった高木が邪魔して
1階レベルからはこの景色が見えません。
2階レベルからはこう見えると想定して話を進めています。
今はまだ古家が建っていて確認できないし、その家は地下1階地上1階なので
2階レベルとなると屋根の上に上がらないと確認できないのです。
その古家、床が抜けるほど朽ちていて、危なくて家の中に入れない。
屋根に乗ったりしたら命の保障が・・・。
解体してやぐらでも組んでみないと、景色については不安が残るところです。
マジですごいよ、この土地。昼間は庭でバーベキューして
夜は夜景を楽しみながら飲み明かそうぜ!
しかし竣工は来年の6月。いきなり梅雨だ…。
梅雨明けは絶対来てね!
>しっかし、想像以上の傾斜だ...。
うん。びっくりだろ?
30度といえば、宅地造成で土のまま置いておける
ギリギリのところです(笑)
上り下りが怖いもん。
![]() |