今日は税理士の指導が入る日。
私は今年3月に「個人事業主の開業届け」を出し、青色申告をしますという
書類も出したので、来年1月と2月は確定申告をしなければなりません。
青色申告をしたら、申告するだけで65万円の控除が受けれると聞き、飛びついただけ。
内容はさっぱり分かっていません。
とにかく個人事業主という届けを出せばいいのね、と
「office kozakura」というふざけた屋号をつけて登録しました。
2冊くらい、フリーランスの為の青色申告の本を読んで、なんとなくイメージは
ついたし、「弥生の青色申告」というソフトも購入してみたけど、
いざ、領収書の処理をしようと思っても、簿記の知識がなさすぎて、さっぱり
分からない・・・・。
OLやってた頃に、半期に1回決算があり、日常的に領収書や請求書、旅費精算
なんかの処理をやっていたから、ある程度分かると思っていたのに。
税理士さん雇ってお願いするほどの規模でもないし、お金もないよぉ?
そんな私に一条の光が。
ありがとう、灘税務署。
私みたいなド素人の個人事業主スターターのために「税務指導」というものがあり、
1年間、青色申告が終わるまで、4回無料で、税務署が指定する税理士さんに
来てもらい、教えてもらうことができるのです。
税理士さんに教えてもらって、へー、なるほどねー、振替伝票ってこうするんだったっけ、
とか、事業主貸し、事業主借りとか、売掛金とか、全然分かりませ~ん、と泣きついたり
しています。
で、今日は第3回目の指導。
12月に入り、1年分の領収書の整理も終わったものとして、全体の状況を見てもらい、
経費の割り振りがおかしくないか、チェックしてもらう予定です。
ところが、私ときたら、今年3月~8月までの交通費を入力して、領収書を用紙に貼り付けた
だけ、他の経費は全然入力していなかったのです。
伝票入力なんて、何時間かかけたらすぐ出来るし。と余裕をかましていましたが、
さすがにヤバい。10ヶ月分の領収書はものすごい分厚さの束になっている。
でもすごく面倒だからやりたくない・・・
ギリギリまで見てみないフリをしており、とうとう昨日の夜、もう限界!と
伝票入力を始めたのです。
昨日は朝8時半から家の新築の現地境界立会いがあり、昼間は仮住まいと駐車場探し、
夕方からは4時間にわたる濃い設計打合せでヘトヘトになっていたというのに、夜9時頃
から伝票入力・・・朝6時半までかかりました。
35過ぎてからの徹夜は辛いのよ(泣)
何とか入力しきった会計ソフトを見てもらって、
「12月初旬の段階で利益が18万しかないから、12月末だと赤字になるかもね。」
うっ、調子に乗って、何でもかんでも領収書をもらって経費にしすぎたか。
赤字になると、その赤字を3年間は繰り越すことが出来るので、別に困りはしないけど、
もし住宅ローンとか自動車ローンとか、賃貸マンションを借りるとか、収入の証明が
必要になる機会があったときに困る。社会的信用がない。
いまさらそんな機会もなさそうだし、新たにクレジットカードに加入することもないけど。
もう一度経費を見直して、もうちょっと利益を増やさないとあまりにも不自然かも。
どちらにしろ、この状態で65万の控除をしたとしても利益ほぼゼロ。
税金が帰ってくるし、所得が35万(だっけ?)以下ということで夫の扶養家族になれる。
色んな税金の優遇(?)が受けられてラッキーではあるけど、人並みにハードな仕事
してるくせに、「低所得者」の烙印を改めて押されたようで、なんか素直に喜べない。
とりあえず、12月までの入力が終わって、気が抜けてしまいました。
後は、1月に入ってから申告書を作ること。
実家の両親から援助してもらう住宅資金の頭金1,000万も贈与にならないように工夫
しなければならないし、お金の管理ってたいへん。
神戸市内は晴れ洗濯しまくりました。
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