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文系OLから建築士に転身した「りんちゅん」と その相棒コザクラインコの「ちょび」が 鳥、建築、音楽など、あらゆる生活のシーンを 独自の視点でコメントしています
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2024/05/09 (Thu)
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2006/07/25 (Tue)
先週、もう土地購入申し込みするぞ!!と意気込んでおりました。
が、何もかも順調にすすむ訳ではないんですね…。

もう7月も末にさしかかろうというのに、私は絶対「年内入居」という条件が譲れない。

住宅ローンの金利がじわりじわりと上がってきているから、
(0.1%でも35年返済には大打撃だ。)
年内に入居しなきゃ、税制優遇が受けられなくなるから、
なんてのは、建て前…。(いや、とっても重要な理由だけど)

ほんとはね、占いのおっちゃんに
「年内に引っ越さないと、来年は八方塞で引越しなんかしちゃダメな年だ」
って言われたから。わはははは。

本当は10月に引っ越すと、今後60年大変安泰であるといわれたんだけど、
さすがにこれは間に合うまい。
中古か新築の戸建を買うか、マンションを買うなら間に合うけど
土地買って家を新築するとなると、絶対ムリ。

そんななか、先週申し込もうとした物件は、とある財団法人が所有している借地。
旧借地借家法の契約で、借地権を売買するので、一応自動更新で期限ナシ、
借地している分、土地の固定資産税も不要、土地を買うよりぐっと安い費用で
その分、建物にお金をかけられる、なんていうメリットもあるのですが、
普通に土地を買って住宅を建てる時の住宅ローンが使えない場合が多いんで
(土地に抵当をつけられない)
借地権を購入する分は自己資金が必要になったりします。

借地権代の2000万を超すような現金は持ってないのですが、
何とか色んなワザを駆使してお金の目処も立った。
今土地を買えば、ハウスメーカーの住宅なら年内入居も可能だ!

「普通プランニングに皆さん1か月以上はかけられますね。長い人で3ヶ月~半年ですよ。」
…私を誰だと思っているのだ。
多分日本でも10本…いや100本の指かな、そのくらいには入ると自負している
気の短さと即決の能力を誇っているのだ(笑)

間取りも外観も内装も設備も、ハウスメーカーのカタログ見て、即決していく自信アリ。
頭の中でたいがいのイメージはもう固まってしまってるし。
(敢えて言うなら、予算が足りなくてランクを落とす作業が入るくらいだ。)

さっさと土地を借りて、ちょっと豪華めの家を建てて(ハウスメーカーのやつだけど)
高台で神戸の夜景が見渡せる80坪の土地で、広めの庭を楽しみながら暮らすんだ!
わははははー。

そんな意気込みだったのに、なんと、借地権譲渡と建物を建築する際には
土地の持ち主である、とある財団法人の「審査会」の許可が必要とか。
審査会といっても、多分、地元の役員のおっちゃん達が、毎月月末に寄り合い開いて
「今月はここに家建てたいって行ってますぜ。」
「ま、ええんちゃいます?」
みたいなもんだと思ってます。
だからきっと、審査会で拒否されることはないでしょう。

しかしながら、その審査会、おっとりしたもんで、
8月はお盆とか色々あるから審査会やりませんって。
おーーーーーーいっ!
そんなぁー。
次の審査会は9月末。
10月着工なんて、いくらプレハブメーカー(家は工場製作で、現地に運んで1日で組立て)
使ったとしても、年内入居間に合わないじゃーん。

絶望の中、ふとネットで見つけた売土地情報。
私の希望だったエリアに、100坪という大変広い敷地が超格安で出ている。
「このエリアにこの安さ…ガケみたいな急斜面とか、山林とか、間口2mとか、
そーいった無茶苦茶な土地だわ。」
と予想しつつも、この際、見てみるしかないやろ。と見に行きました。

とんでもない細い坂道をのぼりつめた山のてっぺん。
予想通り、間口狭い(9m)。土地は細長ーーーーい(37m)。
そしてとんでもなく高低差がある。スキー場かよ、って思う。でもガケじゃない。
しかも、ずーっと放置されていたらしく、古家があるけど、それも見えなくなるくらい
草木がおおいつくしていて、実際どのくらいの高低差があるのか入って見ることもできない。

多分、普通の人が見たら10人中8人は、
「こりゃダメだ、いくら安くて広くてもこれじゃね。」と思うところでしょう。
しかし、10人中2人の私と夫。
2人はまがいなりにも(?)一応建築士なのである。

「これ、おもしろいモノが建つかもよ?」

いっきに事が運び出しました。
でも、まだ草刈しないと土地の全貌も分からないし、こんな細い道の奥まで
工事車両が入ってこれるかどうかも業者に相談してみないと分からないし、
この急斜面の処理にどの程度のお金がかかるかも分からない。
でも、とにかくおもしろそーなのです。
森に囲まれた50坪以上の広々した庭と、急斜面の上に立つ住宅からは
神戸を一望する夜景が見える(かも。)

早くしないと年内に入居できないよー。
そう思いながら、草刈の完了を待つ今週です。
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