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文系OLから建築士に転身した「りんちゅん」と その相棒コザクラインコの「ちょび」が 鳥、建築、音楽など、あらゆる生活のシーンを 独自の視点でコメントしています
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2024/04/25 (Thu)
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2008/06/18 (Wed)
破水して入院。
でも全然陣痛なんて来ない。
夜中に少し10分おきに痛いかなー、なんて思っても、すぐに弱まってしまう。

入院なんて中学2年の時の盲腸以来だし、数日中に確実に出産なんだと思うと
いやがおうにもテンションが上がってしまっているらしく、朝早く目覚める。
ちゃんと歯を磨いてこざっぱりしてみたりして。

そして朝5時過ぎ、「めざましテレビ」の前は「めざにゅー」という番組なのか、
と感心していると、ドッバーーーっと水が流れ出る感覚が!!
ウゲッと引いてしまいました。
これが破水か・・・。

もらっていた出産準備品の中の超でかいおむつみたいなパットを取り替えても、
動くとジャー・・・って感じで出てくる。
いやーん、と思う。不快じゃ。

早いとこ陣痛促進剤で産んでしまおうぜ。

そう思いながら朝の内診を受けると、もう24時間様子を見て、陣痛を待ちましょう、
とのこと。
え?もう破水してからとっくに24時間以上経ってるし、そうなると感染の恐れがある
って言ってなかったっけ?

感染を予防する薬が注射に変わった。
朝ごはんから豪華絢爛。
やることもなく、テレビを見てもつまらなくて、ゴルゴ13を読みふける。
難しいマンガでよかった。世界情勢を理解するのに時間がかかるのだ。

お昼からお友達と1歳になる男の子がお見舞いに来てくれたりして
たまーーーに痛い下腹や、ジャーっと羊水が出る不快感から気をそらす
ことができる。感謝。

こんなに大量に破水して大丈夫なんだろうか。

夕食も完食。
様子を見に来た夫も「明日、陣痛促進剤を打つから休みを取ってね」と
言うことで帰宅。
ちょびの世話を重々頼んでおいて、夫の食事の心配をするの忘れた。

「なかなか陣痛がつきませんね~。このままいると、ここの主(ぬし)に
なっちゃいますよぉ~?」という看護師の冗談が心に突き刺さる(泣)

時々お腹痛いし、お腹のモニターもうっとおしいし、羊水ジャーも気持ち悪いし、
不快極まりなくなってきた。

夜中近くなって、ふと思いつく。
出産の時、いきんでいると、うんちが出てしまうこともあるという。
いきむ、というのがイマイチ分からないのだが、人前でうんちをしてしまうのは
嫌なことだ。それを避けるために、事前に浣腸をすることもあるらしいが、
WHOの何かで、浣腸は出産に対してあまり意味のある行為ではないと
公表され、最近はやらないところが多いらしい。
なんてことを。
人前でうんちしてしまうことを思えば、事前に浣腸しておけばいいじゃないか。

看護婦さんに「便秘ぎみなんで心配で~」と軽くうそぶいて浣腸を依頼。
よくある「イチジク浣腸」がもらえるもんだと思っていたら、
「はい、お尻出して壁に手をついて~」
まさか、浣腸されると思ってなかった・・・。

大して便秘もしてなかったので、そんなに出なかったが、これで明日、陣痛促進剤を
打って出産になっても、うんちをもらすという失態もないだろう。

この安易なたくらみが、後で情けない失態を招く。

夜中、5~7分おきに生理通のようなぎゅーっと絞るような痛みが襲ってくるように。
モニターにも現れており、「いい感じになってきましたね~!」と言われ、
誉められたような気がして、ちょっといい気分になる。
深夜、銀河鉄道999を連続放送しており、それを見ながら詳細な記録を取るが、
また寝てしまい、ニセ陣痛であったことを思い知らされる。
ホンモノの陣痛なら、寝てなんていられないらしい。

夜中、何度もナプキンを交換にトイレに行くと、破水で入院してきた人が出産した
瞬間で「おぎゃー」という声が聞こえてきた。
あー、いいなー。
でもまだ他人事だった。

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2008/06/17 (Tue)
ニセ陣痛(前駆陣痛)にすっかりやる気をそがれた私。

「本物の陣痛は規則的に痛みがくるのに対し、前駆陣痛は
不規則な痛みです。」って色んな本やサイトには書いてあるのに、
私の前駆陣痛はきっちり10分間隔だったぞ。くそー。

「おしるし」という出血は少しずつながら続いている。
後輩は1回きりだったという。
ったくどうなってんだか。

月曜の夜中から、なーんかショーツが湿るような気がする。
「おりもの」がサラッとして多量なのか、尿モレしているのか。

ひょっとして「破水」だったりして~(笑)

もうだまされないぞ(誰に?)という気持ちで、空騒ぎしたい気持ちを
セーブしています。

しかーし。火曜日の朝になって「やっぱこれって破水じゃね?」
と思い始めた。
産院に電話すると、一応受診してください、とのこと。

「もしも破水だったら即入院になりますので」

この一言で、また「産むぞ」モードが再燃。
入院よ、入院!
入院の用意持って行かなきゃ!!

入院の用意のうち、後で持ってきてもらっても間に合うもの
(着替えなど)は置いておいて、
取り急ぎ出産に必要なもの(パジャマと水とハンドタオルとボール入り
のバーバパパのクッション「コリッとクッション」とゴルゴ13)をバッグに
詰め込んでタクシーで病院へ。

内診の結果、子宮口は相変わらず1センチ程度しか開いていないものの、
リトマス試験紙みたいなやつで、羊水が漏れていることを確認、破水でした。
ただし、一般的な破水は、ドバーーーっと出るのに対し、私の破水は
「高位破水」といって、お腹の上の方で敗れてチョロチョロと漏れ出している
感じだから、今すぐ出産!という訳ではないらしい。

またぁ~?ガセネタぁ~?

しかしながら、破水すると羊水が感染する恐れがあるので、
破水後、24時間経っても陣痛が起こらなかったら、陣痛促進剤で陣痛を
「付け」ましょう、とのこと。

あ、一応もう出産がそこまで、って感じになってるんだ。

入院することになりました。
いぇ~い、入院だぁ!
遠足気分を否定できません。

通された部屋は・・・廊下の突き当りをパーテーションで無理やり区切って
ベッドを置いただけ、って感じの「仮設休憩所」みたいなとこ。
へ?ここ?

感染予防の薬を飲んで、定期的にお腹にモニターをつけて、陣痛の間隔や
胎児の心音をチェックする。
でもちーーーーっともお腹痛くなんてない。
コンビニで買っていたゴルゴ13を読みふける。

夕食の時間になり、驚愕。
すんごい豪華。なんじゃこりゃー!
毎日こんな豪華なお食事が!?
トレイに全部載ってくるとはいえ、一応フルコースディナーの様相を呈している。
しかも旨い。チョー旨い。
こりゃ極楽じゃ。
夜8時にはおやつも出るぞ!

夜になって、会社から帰った夫が来てくれたけど、
今晩はまるで生まれそうにもないので、帰宅することに。

こんな廊下の端っこじゃ眠れないよ、と思っていると、部屋を替わりましょうと
案内された。
この産院は「全室スイートルーム仕様」と聞いている。ふふふ。

何と、今晩は大変混みあっているらしく、部屋がないとのこと。
LDR(分娩室)の横の準備室みたいなところに通された。
一応、ベッドと豪華な洗面台がついていて、紅茶セットや基礎化粧品や歯ブラシ、
ヘアブラシなどのグルーミングセットも完備されているが、
狭いっ!
まーね、部屋が空いてないんなら仕方ないわね、しかもお腹もちっとも痛くないんだから
我慢しないとね。

明日、診察して陣痛促進剤を投与するかどうか判断されるという。

2008/06/15 (Sun)
妊娠に関わる用語には訳の分からないものがある。

出産後、しばらく出血が続くらしいが、それを「悪露(おろ)」というらしい。
何もそんな感じを当てはめて呼ばなくても。
すごく忌み嫌われたようなイメージ。
ちゃんと意味のある生理現象なんだろうに。

出産の兆候として、卵膜がずれた時に「おりもの」に生じる出血を指して
「おしるし」というらしい。
また今度は「お」をつけてご丁寧な扱いで。
「おりもの」っていうのもなんか変だと感じてます。
「織物」じゃなくて「降りもの」って感じの意味なんだろうな。

なんでもうちょっとサラッと医学的なイメージのネーミングが出来ないかね。
昔ながらの言葉なのかも知れないけど。

さて、14日土曜日の夕方、「頼むから早く生まれてくれ」と焦る私にも
出産の兆候「おしるし」というもんが現れました。
トイレに行くと、透明な「おりもの」に筋のような鮮血が混じっている。

「キターーーーーーーッ!」(by織田裕二)

間違いで空騒ぎしてはいけない、夫に知らせる前にまず、OL時代の後輩に
電話して確認。
「きましたね!きっと1両日中くらいには生まれちゃいますよっ!」
「まじで~っ!?」
大興奮、テンションあがるあがる。

夫に伝えると、何と表現していいのか分からないながらも、「いよいよか・・・」と動揺している。

夜中生理痛のような痛みのような張りのようなものが下腹を
襲ってきた。
こ、これは、時間を計って、何分間隔で痛みが来ているのか記録しないと!

痛みは10~15分間隔でじわーっと来ては、30秒くらいですーっと消えていく。
来た来た、とうとう私にも陣痛が来たよ、いよいよだよっ!
冷静に乗り越えてやるわっ!やる気満々よ。もう怖くなんかないもん。

明け方になると痛みの波は10分間隔の規則的なものに。
朝7時頃、待ちきれなくなって産院に電話して指示を仰ぐと
「初産婦さんですね?痛みが5分間隔になったらもう一度電話してくださいね。」

・・・はぁ。
5分間隔なんて、もう生まれちゃうんじゃないのかい?

ちょっと気が抜けちゃった。
そういえば痛みの記録に必死になって眠ってないから睡魔が。
ちょっと寝ちゃおう。

ふと気がつくと2時間くらい眠っていたようです。
え?あれ?2時間?痛みは?陣痛は?

さっぱりお腹が痛くない。
産院に電話してみると、「前駆陣痛っていって、陣痛の練習みたいなもんですよ。」
えーっ!?陣痛じゃなかったの?ニセ陣痛だったの?
「おしるし」もあったし、産む気満々、日曜日中には決着つける気だったのに(汗)

あーあ、なんかがーっかり。
だまされたような気分。

「おしるし」はまだ続いています。


2008/06/10 (Tue)
妊娠10ヶ月、臨月に入ったらすぐに出産する気満々だったのに。
37週に突入し、いつ生まれても大丈夫な状態に入りましたが、
さーっぱり生まれません。

お腹の赤ちゃんの体重は、推定3200グラム
このまま、私が太り続けて、赤ちゃんも成長し続けると、予定日の6月末には
4000グラムくらいになっちゃう!!
病院の先生にも「病院でも久々の4000グラム越えになるかも知れませんね。
ま、頑張って。」といわれる始末。

子宮口が指1本分くらい開いているだけで、赤ちゃんもそんなに降りてきてないし、
生まれるための成熟度をスコアにして9点満点とすると、まだ3点だそうです。

お湯につかるといい。
スクワットをするといい。
歩いて散歩するといい。
焼肉食べるといい。

出産が早まるための俗説を色々聞いて試してみるけど
(ちゃんとできたのは焼肉のみ。)
何をするにも暑くてたまんなくて。
生まれる前になったら、赤ちゃんの胎動が少なくなってくるって書いてあったけど
相変わらず大暴れだし。

10ヶ月に入った途端に、9ヶ月のときに感じていた、このうえなく不快なしんどさが取れて、
気分も明るくなったんだけど、お腹の重さだけは増すばかり、
夜、熟睡できなくて、何度も起きたりトイレに行ったり、
昼間も頻尿&くしゃみ時の尿モレであたふた、
夜になると手がにぎれなくて、足首が象のようになるほどむくむ、
(これは足首を押してへこむのが楽しかったりもする)
何より、人より暑がりになってて、これが目下の悩み。
一日中、ちょびに向かって暑い暑いを連呼してます。
ちょびの方が、羽毛にびっしり包まれてるから暑いだろうにね。

映画を見ることもしばらく出来ないから、と、
公開したばかりのナルニア王国物語とランボーを見に映画館へ。
ランボーは昔からお気に入りの映画だったし、
今回最終話だっていうから絶対見逃せない!
なんでR15指定になってんだ?と思いながら、平日のレイトショーで見に行きました。

はぁ、リアルな死体や戦闘シーンで飛び散る肉片、これがR15指定の理由でしたか。
こりゃ胎教に悪いわ(笑)

後半の敵味方入り混じっての大戦闘シーンでは、銃を乱射したり爆発する音と
頭や足が吹っ飛ぶリアルな映像で、涼しいはずの映画館なのに私は汗だく。
額や首筋を汗がだらだら流れてくるんです。
で、お腹の中では赤ちゃんが大暴れ。
喜んでいるのか苦しいのかよく分からないけど、大興奮なことだけは分かる。
まー、大変でした。

ランボー、映画としては展開が雑すぎて不完全燃焼ぎみではあるけど、
無事に人生に決着をつけて、ミャンマーからアメリカの実家に帰ったみたいだし。
パスポート持ってたんかな、っていうのが気になりました。

はー暑い。
早く生まれてくれるといいな。
なんとなく、自分で産むんだ、という実感も沸いてきたし。
(痛みには強い方だが、かなり痛いし今まで体験したことない痛みらしいと聞くと
ちょっと引いてしまう。)


2008/05/23 (Fri)
柴犬こまちゃんの世話で始まった5月。
てんてこ舞いでお腹の痛さも忘れてしまっていたけど、
こまちゃんがいなくなって、本当にしばらく凹んで泣きまくってました。
こんなに泣くことが出来るなんて。
ホルモンバランスが普段と違うんだろうなー。

その後、夫の両親が泊まりに来たり、
半年休んでしまった会社に、産休突入の手続きと挨拶に行ったりと
バタバタした日が続き、
5月後半はすっかり疲れきってしまいました。

何日も前のことなのに、義理の両親が、洗面用に用意していた厚手のフェイスタオルを
お風呂に持って入って、浴室のタオル掛けに干していたことが急にムカついてきたり。
なんでだろう?
年を取った人たちがお風呂にタオルを持ってはいる習慣があることくらい、重々承知だったし、
そのときは何とも思わなかったのに、後になってイラついてくるのが不思議。
他にも、友達に「お腹大きいね」とか「もしかして双子?」って冗談で言われたのが、
すんごく気にかかって凹みまくったり。
不思議な精神状態です。

お腹はますます大きくなり、胃が圧迫されるほどみぞおちの近くまでふくらんでます。
ごはんを食べるとすごい胸焼け。
ベッドから起き上がったり、ソファーから立ち上がったりするのが辛くて仕方ない。
いちいち「うりゃーっ!」って声をあげて気合入れないと行動できない。
普通にしてても体がだるくてどーにも辛い。
この体調の悪さが、精神状態の不安定さに拍車をかけているよう。

お腹の赤ちゃんは既に2800グラム(推定)
生まれても十分な体重になっているけど、妊娠10ヶ月を待って、肺機能が成熟してから
産みましょうね、といわれてます。
あと数週間経てば、何かが「解禁」になるような気がして、
すごく待ち遠しい。
早く産んで、すっきりしてしまいたいー!
(とはいえ、自分で産むという実感はなく、誰かが産んでくれるような気がしている。)
BENCH FACE


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nyaoチャ箱♪
* ILLUSTRATION BY nyao *
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