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文系OLから建築士に転身した「りんちゅん」と その相棒コザクラインコの「ちょび」が 鳥、建築、音楽など、あらゆる生活のシーンを 独自の視点でコメントしています
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2024/04/26 (Fri)
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2006/11/18 (Sat)

毎週土曜日の午前は家の打合せ。
12月着工に向けて、事態は急ピッチに展開していきます。

家の間取りはほぼ完成。
既に先行して「小規模開発申請」と「風致の申請」(正式名称忘れた)は
西宮市に提出されており、ほぼ承認が得られている状態。

今日は内装の打合せ。見積用の仕上げ表を完成させるため、
建物に使う室内の仕上げ材料(床、壁、天井、窓など)を決めてしまわなければ
なりません。色などはまだ後回しで全体イメージがかたまってからでもいいけど
とりあえず商品名まで指定して、この材料をこの量使うから値段を出して、って
言えるようにリストを作らないといけない。

内装のイメージはほぼ固まっていたんだけど、細部、例えば階段の手すりや
吹き抜けの腰壁を普通の壁と同じ仕上げにするのか、アクリルの半透明の
パネルを貼ったり、鉄製の手すり子(手すりと床の間で手すりを支える縦の
細い棒)にするか、その場でもめ始めました。

最終的には好みなんですけど、それを決定する大きな要因として、家の外観の
イメージもあるということになり、一旦保留。
例えば、外観がめっちゃ和風とか、そこまでいかなくても木の温かみのある
森の別荘風なのに、家の中に入ってみたら、ガラスパネルとかステンレスとか
使いまくりの都会っぽいインテリアだったら、ちょっとびっくりしちゃう。

今まで大概、なんでも即決してきたけど、外観のイメージだけは即決即答し辛い
ものがありました。
屋根の形状とかでおのずと決まってくるんだけど、それでも「じゃ、このイメージで」
と言ってしまうのにはなかか勇気がいります。
家全体のイメージを左右するし、後で「やっぱイヤだから変えたい」とか言い出せないから。

森の中の家だから、ちょっとアースカラーな外壁に傾斜屋根の落ち着いた別荘風
な家がいいんだろうな、とは思うものの、私が惹かれるのはシンプルモダンな感じ
の家。で、私の好きなイメージはこれ。芦屋市内にあるお宅。

35d8ce2d.jpg





芦屋の家

無断で他人の家の画像出してもいいのかな、って思ったけど、極力周囲をカット
して特定しにくいようにしたつもりです。

もう少し木の意匠(外壁に縦に貼った木のデザイン部分)が多くてもいいかな
と思うけど。あまり多くてもしつこいし、木、たぶん杉板とかは風雨にさらされて
他の白い吹きつけの外壁部分より劣化が早いと思う。

9fa4a905.jpg







六甲道の家


もっとシンプルモダンを追求するとこういう感じになります。
このお宅は南側が道路と高架の鉄道に面しているため、南側からの視線
(電車からの覗き込みも)をさえぎるため、いわゆるコートハウスにして
外側ぎりぎりまで壁面を持ってきて、内側で坪庭をつくり光を取り入れて
楽しむつくりになっているよう。
入ってないから知らないけど。
玄関に見える杉板貼りの部分もドアを入るときっとライトコートになって
いるんだろうな。そして2階のバルコニーまで一体にアルミパンチングメタル
をボーダー加工(?)したものでぐるっと取り巻いて、風と光を取り入れながら
視線はさえぎる工夫となっています。
壁は塗りで櫛引(白い塗り壁に櫛で横に引いたような横筋の凹凸がついている)。

金属部分のシルバーと白が多いからちょっと冷たい感じもするけど、杉板の
濃い茶色が温かみを出しています。

でもこれらは都会の中で成立したデザインの家。どちらかというと外と内を
遮断して内で楽しむことを目的にしたことから派生したアイディアです。

今回、私が建てる家は、森の中で自然を取り込む工夫がほしい家。
例えば、森に面した壁に四角い窓をFIX(はめ殺し・・・開かないガラス窓)で
つけて、壁に緑の森の絵を取り込んだみたいな、「借景」を工夫したり、
大きな開口部と広いバルコニーで屋外との一体感を楽しんだり、
家の周囲にバルコニーがあり、どの部屋ともバルコニーを介してつながる
回遊性があったり、そういう家にすべきだと思うんです。
そういう工夫を今の家の規模に盛り込んでいくと、どーも外観が私の好きな
シンプルモダン系にはならない・・・。

シンプルモダンが好きっていうのも、たぶんそれが今の流行りで、
雑誌や広告など色んなところで無意識のうちに数多く目にするから
いつの間にか気になってしまってるだけなんだろうとは思うのです。
だから、数十年経って、デザイン自体がちょっと陳腐化してしまうのでは
ないか、「あー、当時はそういう家が流行りだったんだよねー。」みたいな
感じになってしまうのがちょっと怖いところもあります。
なおさら、オーソドックスな家にすべきだとは思うんだけどなぁ。

な~んかいいアイディアないかなー。しかもお金がかからないやつ。

芦屋市内はくもり時々雨。肌寒い。

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2006/11/13 (Mon)

10月の末、4社からのプラン提案と見積もりの結果、1社に絞り、請負契約を
済ませました。

OL時代に工事請負契約書は書類として作ったことは何度もあったものの、
実際自分が契約者のところにサインしてハンコを押すなんて初めて。
ちょっと緊張しました。

ハウスメーカーの高基礎2階建て案とRC架台のスキップフロア2階建て案、
そして建築士によるRC地下と地上木造2階建て案。
私たちは建築士の案を選びました。
地下部分がRCになっているのでそこで大変な費用になるのではないかと
懸念していたのですが、何とハウスメーカーの2階建て案とほぼ同額。
面積も2階建てが35坪程度で建築士の地下1階地上2階建案が40坪
と差があるのに。

建築士の案は確かに面積も広いし地下部分にお金もかかるけども
施工会社(いわゆる工務店)数社に見積をしてもらって、一番リーズナブルな
会社の金額を選んだのです。
リーズナブルと安いとは違うんです。
安いからって何でもかんでも「●●一式」っていういい加減な見積では
一旦契約した後で「もう他の業者には頼めないだろ」ってガンガン追加工事
を押し付けてくるような所もあるんです。

なぜハウスメーカーに比べて安いのか。
ハウスメーカーは材料を一括で調達したり設計もシステム化したりして工夫して
いるから安心していい品質のものを安く提供しているはずなのに。
ウソかホントか知らないけど一説にはハウスメーカーでは総工事費の約25%
が経費(会社のもうけ。開発研究費はじめ社員の給料、広告費などにまわる)
という・・・ウワサで聞いた話ですから!!
その分、小さな建設会社では、購買力が違うのでメーカーの設備を安く仕入れる
のが苦手だったりしますけどね。

一概には言えませんが、例えば今回なら、木造2階建て部分(特殊基礎考慮せず)
で、値引きしてもらってハウスメーカーは坪55万というところが限界のようでしたが
(もちろん、安いところだと●マホームとかが坪25万とか宣伝しているように
色々あるとは思いますが、ある程度信頼できる構造部材、内装や設備のグレードを
設定しています。予算はないけどせっかく一生モノを建てるのに、あまりチャチな
ものになるのも困るので)
建設会社(工務店)に直でお願いすると坪45万切るものが実現できそうでした。
これとは別に設計費がかかります。
戸建住宅では設計費10%というのが一般的な目安といいますが、そこを何とか
だいぶ安くしてもらっちゃいました。ごめんなさい。
お友達価格にしていただいた上に私は同業者で、しかも私の実家は設計事務所。
値段設定もやりづらかったと思います。

値段もさることながら、一番気に入ったのは、周辺の環境や家の立地条件
(今回は森に囲まれた斜面地に建つ家)、そして今は二人だけど家族が増えた時の
家族の過ごし方に対する提案も含めたプランニングに、なるほど、と思うところが
あったからです。
(値段だけで言えば、ハウスメーカーの1社は「そちらの提示金額で何とかします」と
言ってくれたところもあったのですが。)

これで万々歳、理想の我が家が建つのね~!
なんてことはありませんでした。

まだまだ大変な作業が続きます。
今はローン審査のために取りあえずプランと予算を立てて仮契約をしたようなもの。
これから詳細な設計(実施設計)に入り、予算をにらみながら細かいプラン・・・壁紙は
どうするとかシステムキッチンはこれにするとか、そういう詰めの作業をして、
出来上がったらもう一度施工業者による見積コンペをして、実際の工事請負契約を
することになります。

楽しそうじゃん?と思うかも知れないですが、これが・・・。

最初は「キッチンは絶対ヤマハがいい!黄色のマーブルシンクにするんだ~。
お風呂はバスコートに出られるガラス張りのやつね~!」
なんて言ってましたが、そんなもん、お金あってのことじゃないか!!!

色んなショールームに行っては現実に向き合い頭を悩ませ、ひとつショールームを
出るたびに情報を詰め込まれすぎて頭がクラクラになっちゃう。

今まで仕事でカタログを見ても「設計単価だからこの半額ね」と思っていたのに
業者さんから言われる言葉は「●●●Xなら6掛けだけど●マハは8掛けで」とか
予想と違う価格帯に。
(あんた、そこに随分、利益入れてないか?え?)
と言いたいのをぐっとこらえて、独自のルートで安くなるところを探してみたり。

(ふふふ。探しましたよ、前述のメーカーが4.5掛け、5掛けになるルートを!
でもこれって、「材料施主支給」ということになり、何百万もの設備を私が現金で
買って、工事をする日にあわせて搬入の手配までしなきゃいけない。
出来るのか?わたし。)

壁紙なんか、最初の一部屋くらいは楽しかったけど、「もうしんどい、誰か勝手に
コーディネートしといて・・・」って感じ。
インテリアコーディネーターがいたらなーと思うけど、やはりそんなお金はない。
ハウスメーカーの家なら、いくつか提示されて「この中から選んでください」っていう
くらいなんだろうけど、こうして選択肢のない漠然とした状態からモノを決めていく
っていうのは、とっても贅沢でとっても疲れる。

しかも、私は実家で自分の部屋をリフォームする時に一度失敗しているから
内装材選びには自身がないのです。

「壁はクリーム色の珪藻土金ゴテ塗りで、ちょっとコテ跡を浮き出させる感じで。
サッシの額縁と天井まで届く建具は、限りなく黒に近い木目の緑で、
床はコルクかなー。」

自分の部屋だしやりたい放題で指示していたのですが、
田舎の大工さんにお願いしたもんだから
「そんな色ないよ。この中から選んで。」
とか、代替案代替案になってしまい、結局できた部屋は、武家屋敷風(爆笑)
大河ドラマとかで出てきそうな暗~いお城の中みたい。

うへーーー、やべーーーーっ!と思ったけどもう修正もきかず、
思いがけなく高いリフォーム代金(6畳一部屋の床壁天井貼り直しで200万!?)を
親に出させてしまった、とんでもない極悪な娘です。

あーあー。取りあえず頑張る。
取りあえず頑張って色んなこと決めていくけど、実施設計終わって見積も終わったら、
次の日くらいにボコッと家が完成しちゃっててくれないかなー。

と妄想に逃げてしまう今日この頃です。
(何で工期6ヶ月もかかるんだよー。)

 

2006/11/02 (Thu)
ブログの更新がさっぱり出来ない。
忙しいってのもあるんですが、このブログ、更新するのに重いって言うか
面倒なところがあって。
しかも私は文章を書き始めると長文になっちゃうから余計時間がかかる。

土地の契約から1ヶ月半。
その間、住宅メーカー3社と知り合いの建築士&建築コーディネーターにお願いして
設計と見積を取っていました。
高低差9m、25度の土羽(「どは」土の状態の傾斜です)に家を建てようとすると
どうしても擁壁(コンクリートやブロックで土を止める工作物)が必要になります。
でもこれが高い。
普通に土木工事をしても高いのに、敷地までの前面道路が狭いとか、
大きな重機が入らないから小さい重機で何往復もしたり人力で物を運ばないと
いけないとか、余計にお金がかかることばかり。
工事中に土が両隣に流れていかないように、土留め(「どどめ」H型の鉄骨を連続して土に
差し込んで壁にして、土の流れを一時的に止める)が必要になったり、それはもう
雪だるま式に工事費がかさんで、家を建てる地盤を作るだけで1千万は軽く超えてしまいます。
これじゃ予算オーバーで上物の家が建たない。

そこで各ハウスメーカーや建築士に声をかけて、知恵を絞ってもらい、皆さんのアイディアで
一体どのくらいの金額になるか、プランと金額を出してもらい、こちらで選ぶという
めっちゃ偉そうな依頼をかけたのです。
もちろんタダで。
皆さんお忙しいのに、何度も現地調査に入ってもらったり、プランを練り直したり、
積算(図面に沿って材料や工事の金額を計算すること)してもらって、とっても
気が引けるんですけど、これはそういうもんだ、ということで。

やはり、擁壁を作るととんでもなく値段が跳ね上がることから(ちゃんとこちらの予算と
どんな家にしたいかは提示してあります。)、各社なるべく擁壁を作らなくていいように
傾斜を行かしたプランを出してこられました。

ハウスメーカー2社は2階建ての木造住宅の基礎(コンクリートの土台部分)を高基礎、深基礎
の組み合わせで傾斜に合わせたもの。
傾斜の下から家を見上げると、コンクリートの基礎部分と建物2階分がそびえ立つ感じで
結構な圧迫感になるでしょう。

ハウスメーカー1社は傾斜にあわせてRC(鉄筋コンクリート)で巨大な架台(コンクリートの
柱と床を組んで家が乗る人工地盤を作ったもの)を組み、一部は傾斜にあわせて家の方を
スキップフロア(同じ階でも高低差があり、数段の階段で段差処理をしたもの。)にした
ものでした。架台部分がものすごく大げさですが、柱があるだけなので、そこまで圧迫感
はないかも知れません。ぱっくり空いた架台の下の部分がもったいないような気がしますが。
スキップフロアも生活に立体感が入り、面白いかも知れません。

建築士は傾斜の下の方を半分埋まった形でRC造(土圧を受けるので木造では無理)の地下1階
として、地上1階と2階を木造としたプランでした。
これは一番斜面を生かした設計だし、傾斜の下から見た感じも違和感なく、地下の部屋も
土に埋まっているのは背後の1面だけで暗い感じはまったくありません。
上下階に大きな吹き抜けをとることで一体感を出したりトップライトからの採光で
両隣が森のような隣家の植栽に挟まれてしまう1階も明るく過ごせます。
ただ、土圧を受ける地下RC部分は、コンクリート二重壁や断熱にとんでもなく工事費が
かかることが予想されます。

どれも一長一短あるのですが、あとはこれにどういう金額が乗ってくるか。

土地の契約はしてしまいましたが、融資を早くおろさないと土地はいつまで経っても手に
入ったことにはなりません。
融資をおろすには、取りあえず建物のプランとそれに対する工事請負契約が必要。
(土地と建物一体で住宅ローンを組むため)

とにかく急いでプランと金額と請負業者(工事をする会社)を決めなければ。

もっとゆっくりじっくり選んで決めたい…と思いつつ、斜面に家を建てることについては
こちらもプロの目でかなり色々考えたので、ある程度の答えが出ています。
(住宅設計のプロじゃないけどね。)
こっちの考えと、提案されたプラン、そして予算にあう設計はどれか…。

つづく。
2006/09/19 (Tue)
9月17日(日)、土地の契約をしました。
住んでみたかったエリアの、いっちばん端っこ。
とっても環境のよい山手だけど、通勤どうする、って感じです。

地主さんは相続で受け継いだ土地を手放すことになった訳ですが、
「どうしてこの土地を?」と聞かれてしましました!

不便だし坂道きついし、すごく広いけどスキーのジャンプ台みたいに高低差が
あるし…測量の結果、9mの高低差が!どうするねん、って感じ。
敷地の半分が急な斜面、残りが平坦で緑豊かな立地なんですが、
急斜面のてっぺんに家を建てるととっても素敵なんじゃないかと思っています。
それを実現するためには、普通に家を建てるよりも何割もコストがかかってしまうけど。

10年位前に、外国人の方が訪ねてきて、この土地を売って欲しいと交渉されたことが
あるとか。斜面に遊歩道をつけたいと言っていたそう。
やっぱり、変な人(?)しか興味持たない土地なのかなー。

後は家のプランを詰めていく作業に入ります。

年内入居はとても無理な状況になっちゃったけど、最後の秘策、仮設プレハブ住宅を
実行してしまうかも知れません。
5坪+キッチン+バストイレでレンタル料月5万。
今の家賃の1/3じゃん。
でも運搬、据付に25万かかるそう。

まだまだ前途多難ではありますが。
2006/09/04 (Mon)
なんとも久しぶりのブログ更新。
最初の1週間位は「あー、ブログ更新してない~」と後ろめたさがあったのですが、
あまりの忙しさにそれも過ぎると居直ってしまいました。
「書けないんだってば、忙しいから。」
誰に対してそんな「上から目線」で言い訳してるんだか。

最初はお盆前がピークで、それを越したら仕事も落ち着くから、
という話だったのが、必死で走ってゴールテープを切った!と思った瞬間に、
また1km先にゴールテープが移動してて、「え~?」とか思いながらも
仕方なく、残りの力を振り絞って走り続けている感じ。
体力的にも、それ以上に精神的にダメージが激しかったです。

毎晩残業で終電かタクシー帰宅。
夕食がついついコンビニ物(弁当、カップラーメン、おにぎり、調理パンなど)に
なってしまい、しかもそれを深夜に食べるもんで、太る太る…。
やっとひと段落付いた気がする今週から、マイクロダイエット始めることにしました。
1ヵ月後には誰だかわからないくらい、ペラペラに薄っぺらくなっている
予定なんですが、どうでしょう。

マイホーム計画(今時こんな言い方するのか?)の方は、一進一退を繰り返しています。

7月末頃に見つけたとても広いけど細長くて、ジャンプ台みたいな傾斜がある土地。

長期間放置されていたので草木が生い茂って土地の全容が見えなかったので、
家主さんに草刈をしてもらって、購入の判断をしようと思っていました。
しかし、8月のお盆前は草刈ラッシュ(?)らしく、気持ちは焦るのに、
植木屋さんの手が空かず、草刈実施は8月20日過ぎに。
約1ヶ月待たされている間に、仕事はどんどん忙しくなり、だんだん考えるのが
イヤになってきたりしました。

で、やっと草刈が終わり(草刈料が80万円もしたらしい)、土地の全貌が明らかに!

…思ったよりもすごい傾斜のすごい高低差でしたー。
うーん、1ヵ月半で建つ鉄骨プレハブメーカーの家を作るために、宅盤を整備したら
造成だけで1000万かかってしまう(笑)
プレハブ住宅に惚れ込んでいる訳ではなく、そこそこのものが早く建つからと
思って、かなり妥協して計画してるのに、年内入居を目指して急ぐ気持ちはあるけど、
これじゃ何の為に家を建てるんだか分からなくなってきちゃう。

見方を変えると、1000万かけて造成すれば、どんなもんでも建つということが
判明した訳で、土地は購入することにしました。
冒険?
ぱっと聞くと「そんなお金かかる土地、やめとけば?」と思うけど、
1000万かけてもまだ、土地そのものの金額が安いので、
そのエリアで100坪のまとまった土地の周辺相場からすると、
とてもお買い得なのです。
何でそんなに土地が安いのか?
別にいわく付きの土地でもなく、地主さんは立派な方。
でももう30年以上も住んでいないし、この傾斜、普通の人ならパッと見で引いて
しまうでしょう、と不動産仲介の方はおっしゃる。
業者向けに売り出したようでした。
駅まで徒歩圏じゃないし、バス停までも急な坂道を10分歩かなきゃいけないしね。
でもこの周囲の住宅街の人たちはみんな駅や仕事先まで車を使うようです。
庶民がついていけるかな?

夏バテとハードだった仕事の疲れと、1ヶ月計画が停滞してしまったダルダル感で、

「もー、年内入居間に合わなくていいじゃん。土地は決まったことだし、
建築士と相談して納得いくオーダーメイドの家建てようよ。重量鉄骨で
森の中に浮いたような感じのさー。」

というのが私の最近の回答。

それでもまだ、年内入居の可能性にかけたい夫に対して、

「土地広いんだからさー、空いてるとこに仮設プレハブ建てて
年内に引っ越せばいいじゃん。」

という恐ろしい提案をしてしまいました。

最悪、真冬に工事現場のプレハブみたいな仮設住宅に引っ越す、なんてことが
あり得るかも知れません。
ホントにやりそうで怖い。
BENCH FACE


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* ILLUSTRATION BY nyao *
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