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文系OLから建築士に転身した「りんちゅん」と その相棒コザクラインコの「ちょび」が 鳥、建築、音楽など、あらゆる生活のシーンを 独自の視点でコメントしています
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2025/04/22 (Tue)
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2006/07/25 (Tue)
先週、もう土地購入申し込みするぞ!!と意気込んでおりました。
が、何もかも順調にすすむ訳ではないんですね…。

もう7月も末にさしかかろうというのに、私は絶対「年内入居」という条件が譲れない。

住宅ローンの金利がじわりじわりと上がってきているから、
(0.1%でも35年返済には大打撃だ。)
年内に入居しなきゃ、税制優遇が受けられなくなるから、
なんてのは、建て前…。(いや、とっても重要な理由だけど)

ほんとはね、占いのおっちゃんに
「年内に引っ越さないと、来年は八方塞で引越しなんかしちゃダメな年だ」
って言われたから。わはははは。

本当は10月に引っ越すと、今後60年大変安泰であるといわれたんだけど、
さすがにこれは間に合うまい。
中古か新築の戸建を買うか、マンションを買うなら間に合うけど
土地買って家を新築するとなると、絶対ムリ。

そんななか、先週申し込もうとした物件は、とある財団法人が所有している借地。
旧借地借家法の契約で、借地権を売買するので、一応自動更新で期限ナシ、
借地している分、土地の固定資産税も不要、土地を買うよりぐっと安い費用で
その分、建物にお金をかけられる、なんていうメリットもあるのですが、
普通に土地を買って住宅を建てる時の住宅ローンが使えない場合が多いんで
(土地に抵当をつけられない)
借地権を購入する分は自己資金が必要になったりします。

借地権代の2000万を超すような現金は持ってないのですが、
何とか色んなワザを駆使してお金の目処も立った。
今土地を買えば、ハウスメーカーの住宅なら年内入居も可能だ!

「普通プランニングに皆さん1か月以上はかけられますね。長い人で3ヶ月~半年ですよ。」
…私を誰だと思っているのだ。
多分日本でも10本…いや100本の指かな、そのくらいには入ると自負している
気の短さと即決の能力を誇っているのだ(笑)

間取りも外観も内装も設備も、ハウスメーカーのカタログ見て、即決していく自信アリ。
頭の中でたいがいのイメージはもう固まってしまってるし。
(敢えて言うなら、予算が足りなくてランクを落とす作業が入るくらいだ。)

さっさと土地を借りて、ちょっと豪華めの家を建てて(ハウスメーカーのやつだけど)
高台で神戸の夜景が見渡せる80坪の土地で、広めの庭を楽しみながら暮らすんだ!
わははははー。

そんな意気込みだったのに、なんと、借地権譲渡と建物を建築する際には
土地の持ち主である、とある財団法人の「審査会」の許可が必要とか。
審査会といっても、多分、地元の役員のおっちゃん達が、毎月月末に寄り合い開いて
「今月はここに家建てたいって行ってますぜ。」
「ま、ええんちゃいます?」
みたいなもんだと思ってます。
だからきっと、審査会で拒否されることはないでしょう。

しかしながら、その審査会、おっとりしたもんで、
8月はお盆とか色々あるから審査会やりませんって。
おーーーーーーいっ!
そんなぁー。
次の審査会は9月末。
10月着工なんて、いくらプレハブメーカー(家は工場製作で、現地に運んで1日で組立て)
使ったとしても、年内入居間に合わないじゃーん。

絶望の中、ふとネットで見つけた売土地情報。
私の希望だったエリアに、100坪という大変広い敷地が超格安で出ている。
「このエリアにこの安さ…ガケみたいな急斜面とか、山林とか、間口2mとか、
そーいった無茶苦茶な土地だわ。」
と予想しつつも、この際、見てみるしかないやろ。と見に行きました。

とんでもない細い坂道をのぼりつめた山のてっぺん。
予想通り、間口狭い(9m)。土地は細長ーーーーい(37m)。
そしてとんでもなく高低差がある。スキー場かよ、って思う。でもガケじゃない。
しかも、ずーっと放置されていたらしく、古家があるけど、それも見えなくなるくらい
草木がおおいつくしていて、実際どのくらいの高低差があるのか入って見ることもできない。

多分、普通の人が見たら10人中8人は、
「こりゃダメだ、いくら安くて広くてもこれじゃね。」と思うところでしょう。
しかし、10人中2人の私と夫。
2人はまがいなりにも(?)一応建築士なのである。

「これ、おもしろいモノが建つかもよ?」

いっきに事が運び出しました。
でも、まだ草刈しないと土地の全貌も分からないし、こんな細い道の奥まで
工事車両が入ってこれるかどうかも業者に相談してみないと分からないし、
この急斜面の処理にどの程度のお金がかかるかも分からない。
でも、とにかくおもしろそーなのです。
森に囲まれた50坪以上の広々した庭と、急斜面の上に立つ住宅からは
神戸を一望する夜景が見える(かも。)

早くしないと年内に入居できないよー。
そう思いながら、草刈の完了を待つ今週です。
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2006/07/20 (Thu)
6月あたりから家を探しています。

理想は閑静な高級住宅街に眺望・日当たり良好で、広くて整形な
土地を買い、自分で設計したシンプルモダンに時々アールヌーボーな
エッセンスを採り入れたインテリアの家を建てる。
そんなにオシャレなものを求めてる訳ではないのですが、こう書くととても
大げさな感じ。でも夢ではありません、現実可能です、お金があれば。
そう、お金はない…。

希望エリアは神戸市東灘区御影山手・岡本、芦屋市、西宮市夙川~苦楽園。
そんな超人気あこがれエリアは土地の値段が高いのはもちろん、
物件があまり出なく、出ても宅地が広すぎて軽~く1億とか言われちゃう(>_<)

そんな厳しい条件のもと、理想の土地を探して探して、もうたいがいのものを見尽くしました。

今日、やっと希望4割、妥協6割、期待と不安が入り混じった状態ながら
土地購入の申し込みをしようと思ってます。

どんな家が建てられるのかなー。
経過を記録していこうと思います。
2006/07/12 (Wed)
鳥カゴの床に土を敷いてみました。

220b7f62.jpg








普段は「フン切り網」という餅アミみたいなものの下に両面使い古した
コピー用紙を敷いてフンを受けているのですが、この季節、お腹の調子が
悪くてりんりんが水っぽいフンをすると、すぐに紙が水分でふにゃふにゃに
なっちゃうし、うっかり取替えるのを忘れると、ぷーんと臭ってしまう。

「小動物・小鳥用」と書いた土を買ってみました。
なんでも微生物で(?)フンが分解されるし臭いもないらしい。
もちろん食べても体に悪くない。

うちのコザクラ達は、よく観葉植物の植木鉢の土をついばんでおり、
別に悪くはないんだけど、科学肥料がしみ込んでたらどうなんだろう、
とちょっと心配だったんです。
この土なら体にも悪くないみたい。
年のせいか、止まり木に止まっているより床にいるほうが楽そうなりんりんは
床に敷き詰められた土を見て、「なんじゃこりゃーーー!?」とばかりに
オロオロしていました。
床に降りてみたいけど、ちょっと怖いし、どーしよーって感じで、
壁にしがみついて様子を伺っていたのですが、ついに着地。
「結構いいじゃん?」とばかりに歩き回り、時にクチバシでかき回しています。
確かに臭いもないし、鳥の好きな「焼き砂」なんかを一部にのせても
喜んで食べてます。
水分を奪われて乾いているフンの部分だけをすくって土を入れ替えれば
OKだからお掃除もカンタン。
りんりんに引き続き「結構いいじゃん?」と喜んでいたのですが…
時々「ばばばばばーーーーっ!!」と空羽ばたきなんかされると、土が舞い上がって
カゴの外にも土が散乱するのです。
おかげで鳥カゴの周りがジャリジャリに。
フローリングの目地にも詰まる。
結局毎日、掃除機をかけたり卓上ブラシ(ほうき?)でかき集める日々。
余計面倒。
ちょびはあまり興味ないし、どちらかと言えば「土キライ…」って感じで
寄りつきません。

e3fde1e7.jpg






<かじられてボロボロになった2
Fすのこと1F土の床
りんりんは1階、ちょびは2階暮らし>


もうちょっと粒子の大きな飛び散らない土が欲しいなー。
ネコのトイレ砂で紙から出来てるようなやつ。
探してみよう。


2006/07/07 (Fri)
蒸し暑い。
お風呂上りがたまらない。
せっかくお風呂に入ったのに、滝のような汗をかいてしまう。

でも敢えてここでエアコンをつけずに首にタオルを巻いてパソコンに
向かい、ブログを書いてみる…あせもが出きるだけか。

インコは何かしら噛むのが好きです。
大型のインコなら、木の枝なんかをガリガリかじって粉々にしたり
(うちのコザクラは以前、賃貸マンションの柱をかじってえらいことしてくれました。)
小型インコなら紙をパリパリかじったりするのが大好きです。

特に、コザクラインコのメスは、紙を細長く切り取るようにかじり、腰の羽に
キュキュッと挟んで巣に持ち帰る習性があります。
巣を作っているんですね。(野生では木の枝とか草なんかを運んでると思いますが。)


56a4c7a6.jpg
<呼んだ?>






うちのコザクラ達も、紙を噛むのが大好きです。
カゴから出すと、真っ先に何か噛む紙がないかと探します。
りんりんなんか新聞のチラシやコピー用紙なんかが、カサカサと音を立てるだけで、
「紙だっ!!」って感じでそわそわしちゃう。

この紙を噛む行為は発情→産卵を促してしまうらしく、
こぞって必死に紙を噛んでカゴに運びはじめると
(カゴに向かって飛んでる間に、9割がた落ちてしまってるけど)
そのうち、ぽこっと卵を産んだりします。
だから、実はあまり噛ませたくないけど、あまりに楽しそうなので
時々は許してしまいます。

りんりんは割とノーマルに紙を噛んで腰に挟むのですが

fb4ec0ed.jpg



(長~くちぎるのが得意)




ちょびはなぜか、紙を三角に折って、二重にしてから噛みます。
その方が「噛みごたえ」があるらしい。

21a7a89a.jpg







クチバシで紙の端を持ったら、てててっと後退して床に着け、すかさず脚て押えこむ。
丸く輪になった部分を端からパスパス言わせながら噛む。

6d67d131.jpg








ものすごく楽しそうです。
でも、ちょびはりんりんよりキャリアも少なく、どっちかというと多分下手っぴなので、
ちぎった紙を腰羽に挟む段階で落としてしまい、ちゃんとカゴまで持って帰れたことは
ほぼありません。

dfadf58a.jpg





りんりんは腰に挟むのがうまい。

6090db95.jpg








先日産んでいたちょびの卵が6つほどそろったので、かわいそうだけど撤去してしまい、
その後2日間くらいは「なんか生きがいなくしちゃったみたい…」と言わんばかりに
ぼーっとしていましたが(卵をずっと温めていたので、ちょっとやつれて体重も減った)
やっと元気を取り戻し、今は人の肩や頭に乗るのが楽しくて仕方ありません。
今は紙を噛むことにもあまり興味がないようです。

30f78b34.jpg
<写真を撮ろうとすると、
レンズに向かって突進してくるちょび>





また紙を噛みはじめたら…卵詰まりにならないか、とか、りんりんが父親気分になって
荒れないかとか、心配事がはじまるんだろうな。
もうしばらくこのままでいてほしいと、切に願っています。

2006/06/28 (Wed)
たまには固い話題も。
私は去年(2005年)、一級建築士の試験に合格し、今年登録を済ませたばかりの
一番新米な一級建築士です。
今年も7月に学科試験があり、今ごろ受験生は額に汗、目に涙をためながら、
必死で勉強しておられることでしょう。

数年前は合格率が10%を切ったりもして、大変な難関だったのですが、ここ2年は
少し合格率も増えたようで、私はそれに便乗した形で(?)合格しました。

とはいえ、文学部出身でOL経験が長く、専門の教育を受けずに少ない実務経験だけで
独学で受験した私にとっては十分難関でした。
学科試験を自己採点して合格ラインを超えていたことが分かった時は
大学合格の時より嬉しかったです。

学科試験の当日は、夜に自己採点の為の「回答速報」が出る直前まで、もう不安で不安で
「神様助けて!いや、神様にすがるのは間違ってる。試験はもう終わったし。
お父さん!お母さん!!…いや、いい大人が両親にすがってはいかん。
りんり~ん、ちょび~(以上、コザクラインコ)、パール~(ダルメシアン)、助けて~!!」
と青い顔をしてペットの名前を呼び続けていました。
その夜は、ずっ~とニヤニヤしてました。

そんなことはさておき、せっかく苦労して取得した一級建築士の免許にも暗雲が。
昨日、国土交通省が「新一級建築士」のような資格を検討するなど、建築士制度の見直しに
取りかかったと発表されました。
他にも、一級建築士免許の更新を設けて一定の水準に達しない一級建築士を二級に降格させるとか
様々な案があるようです。
これらは耐震偽装事件の再発防止が狙い。

あれ?耐震偽装事件って、建築士の知識が足りなくて起こった問題ではなく、
その人の建築士としてのモラルの問題で起こったんじゃなかったですか?

確かに、一級建築士といっても、意匠(デザイン)をやっている人、構造をやっている人、
設備をやっている人と、取り組んでいる業務は色々あって、
一級建築士だから全ての業務に精通しているかといえば、そうではないでしょう。
設備をずっとやっている人に、いきなり構造計算しろといっても無理があるのです。
普段は別の業務をやっていて、一級建築士の分野の知識があやふやになってきている人だって
たくさんいるはずです。
だから更新制にして、常に一定の水準の知識を備えた者にしか一級建築士の免許を与えない
という考えも十分に理解できます。

でもなんか納得いかないのは、その改革案が「耐震偽装事件の再発防止」とは、
何ら関係ないからではないでしょうか。
どーも、事件が起こってまず何を改革すべきか、という時に、手っ取り早いところから、
責任の矛先をすりかえている、ごまかしの対応のように感じてなりません。

別に他の免許を棚にあげるつもりはないし、それらの免許保持者だって責められる覚えはないで
しょうが、医師免許だって教員免許だって、現役の人達が全て一定の水準にいるかというと
絶対そうじゃないと思います。
例えば重大な医療事故が起こった、学校で教員が事件を起こした、となった時、すぐさま
「医師免許は専門分野別に変更します!」とか「教員免許は更新制にします!」
という話しになる前に、医療現場の実態、制度、学校の体制、教師と家庭のありかたなど
問題を起こした個人の資質のと共に、その問題の本質を問い、現場・組織・制度の現状を
見なおすことを一番に始めるでしょう。

今回、耐震偽装事件を受けて早急に見なおすべきは、確認申請(構造計算書)の不正をチェック
できなかった役所や確認検査機関の審査の実態、体制でしょう。

善意にしろ悪意にしろ、間違った計算、間違った申請を「指摘できない態勢」をそのままにして、
建築基準法違反の刑罰を重くするとか、建築士試験の資格要件を見なおすとか、本末転倒、
バカバカしいくらいです。

役所で確認申請をしていたのでは時間も人も足りない、ということで民間でそれを代行する
確認検査機関ができたのです。
その両方ともが正常に機能していないのですから、まずはそのチェック機能の抜本的な
改革をすべきです。

いち建築士の不正は大変に重い罪で、本人にとってどんな切迫した理由があろうと
免れようがありません。
また、組織だってそれにかかわってきた経営コンサル、デベロッパー、建設会社も
重大な責任をもって、被害者の補償にあたらなければなりません。
しかし、長期間に渡って何件も、それを見ぬけなかった確認検査機関、それを管轄する建築主事
(都道府県)、国土交通省、結局は国が、被害者の補償に当たるのは当然のことでしょう。
また貴重な税金を使って。
BENCH FACE


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